アイコン 北朝鮮ミサイル 今年発射されたミサイル


北朝鮮のミサイルは2017年と比し、発射するたびに学習し、格段に性能をグレードアップしている。今や中露が北朝鮮のミサイル発射にお墨付きを与えており、2017年の国連安保理での北朝鮮制裁は現在でも生きているものの、新たな制裁は国連安保理の常任理事国である中露の反対でできないでいる。
また、2017年までの制裁も中露に関しては形骸化しているのが実情だろう。(北朝鮮ミサイルの進化はロシアの技術提供があると推定されている)

日本も宇宙も含めたミサイル迎撃システムを独自に構築することが必要だろうが、米国から高価な兵器を買わされ続け、政権者が米国政権者とお友達になりたく媚を売り購入し続け、開発そのものも予算に限りがあり、なおざりにし続けている。
科学研究予算を増加させ、地上型と宇宙型レーザー砲、ミサイル機能喪失・破壊用電磁波砲などの開発により日本版のアイアンドームを構築すべきではなかろうか。

10月4日、日本上空を通過した北朝鮮のIRBMは高度970キロ、4600キロ飛行したが、イージス艦に搭載しているSM-3でさえ撃墜できるのは高度500キロまでだ。

 

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米国の迎撃ミサイルはSM-3 Block IIAが実験に成功したり失敗したりの段階で一部配備(イージスアショア用)、SM-3Block IIBが現在開発途上にある。

日本がいくら敵陣攻撃能力を持ったところで、相手を打撃することはできても日本を攻撃から守ることはできない。北朝鮮のミサイルは今やほとんど車両搭載型、どこで発射するか分からない。列車発射型にしてもしかりだ。固定・サイロ型での発射は減少し続けている。また一度に数十発のミサイルを飽和発射された場合、SM型ミサイルをいくら最新型・将来型にしても量が多すぎ日本は撃ち落とせない。
日本は米国様の兵器で米国様のために第一列島防衛線として機能することに政治家たちに自己満足させるより、独自に防衛力を構築すべきではないだろうか。島国という利点を最大限活用すべきだ。

<日本の攻撃ミサイル防衛>
第一段階、イージス艦8隻・・・SM-2、SM-3
第2段階・・・国産/03式中距離地対空誘導弾改= GQM-163 地対空迎撃ミサイル    
第3段階・・・PAC3/全国34基
2028年就航予定の2万トン級イージス艦2隻建造、最新型SM6(艦対空ミサイルの総称/SM-3 Block IIBが完成していることだろう)予定(イージスアショアの代替)
・・・・
ICBM・・・大陸間弾道ミサイル(5500キロ以上)
IRBM・・・中距離弾道ミサイル(5500キロ以内)
MRBM・・・準中距離ミサイル(3000キロ以内)
SRBM・・・短距離ミサイル(1000キロ以内)
SLBM・・・潜水艦水中発射ミサイル


スクロール→

2022年 北朝鮮ミサイル

 

弾道ミサイル

発射地

日本海

距離

高度

15

 

1

 

 

 

 

11

 

1

慈江道

EEZ外

 

 

14

平安北道列車

2

 

EEZ外

 

 

17

 

2

 

EEZ外

 

 

25

巡航ミサイル

2

 

EEZ外

 

 

27

短距離

2

咸興

EEZ外

 

 

30

 

1

 

EEZ外

 

 

227

 

1

 

EEZ外

300

620

35

 

1

 

EEZ外

300

550

16

 

1

 

空中爆発

20

ロケット砲

4

 

 

 

 

24

ICBM

1

71分間飛行

416

 

2

咸興

 

 

 

54

MRBM

1

順安

EEZ外

470

780

7

SLBM

1

 

 

600

60

12

短距離

3

 

EEZ外

360

90

25

 

3

 

 

 

 

65

短距離SRBM

8

 

 

 

 

12

多連装ロケット砲

 

 

 

 

 

710

多連装ロケット砲

 

 

 

 

 

11

多連装ロケット砲

 

 

 

 

 

817

巡航ミサイル

2

温泉

 

 

 

925

変則SRBM

1

泰川

6/KN-232425

650

50

28

変則SRBM

1

 

350

50

29

変則SRBM

2

 

350

50

101

短距離SRBM

2

順安

360

30

4

中距離IRBM

1

舞坪里

太平洋

4,600

1,000

6

 

2

 

EEZ外

800

50

9

短距離SRBM

2

 

EEZ外

350

90

 距離

 

 

距離/Km

 

平壌

釜山

510

福岡

730

車力

1,260

東京

1,290

札幌

1,380

嘉手納

1,420

マニラ

2,760

グアム

3,400

アンカレジ

6,000

 

[ 2022年10月11日 ]

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