アイコン 韓国梅雨豪雨37人死亡・9人不明  九州北部23日まで天気不安定


韓国当局は16日午後6時までに、南東部や中部を中心に9日から降り続いている大雨の影響で、土砂崩れ、土石流、河川氾濫などによる被害は、
計37人死亡、9人行方不明
(忠清北道・五松の大規模アンダーパスの浸水による犠牲者などはまだ未判明)
農作物の被害面積は1万9769ヘクタール
全国的な施設被害は419件、
私有施設の被害が204件、
道路など公共施設の被害は215件と発表した。

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韓国気象庁によると、全羅南道と慶尚南道では16日から17日明け方にかけて、激しい雨に見舞われているという。

全国で土砂崩れや土石流が発生し、巻き込まれたり、増水した川に流されたりして犠牲者多くなっている。
降り続く雨で地盤が緩んでおり、そうしたところにさらに大雨が降り続いている。

聯合ニュースによると、忠清北道の中部槐山ではダム湖の水があふれ、約6400人が緊急避難した。各地で浸水被害があり、道路や鉄道などの交通が規制された。
崖崩れで国道や忠清北道・五松では高速道と立体交差する下部道路=アンダーパスが浸かり、被害者が出ている。
韓国東部・江原道旌善郡では山間部の国道で、落石対策の開放式トンネルが6000トンともされる土砂崩れで埋まっている。

今回の梅雨の豪雨では、韓国西部・全羅北道・群山では、各地で観測史上最多を更新している。

梅雨前線は、太平洋高気圧が西日本域に張り出しているため、朝鮮半島へ北上している。
ただ、朝鮮半島にある前線は日本の東北へ延びており、秋田県などが豪雨で河川の氾濫や土砂崩れが生じている。
以上、

張り出しが弱かった太平洋高気圧がやっと九州や太平洋岸沿岸の西日本を覆い、梅雨前線は北へ押し上げられた結果、現在韓国全土で大雨となっている。
梅雨前線上の低気圧に向かい黄海の暖かい湿った大気が供給され続け、雨雲がモクモクと発生し続け、梅雨前線沿いに偏西風で東へ移動し韓国へ大雨をもたらし、また、日本海で湿った大気が梅雨前線で秋田県などへ移動し大雨をもたらし続けている。

これまで中国・雲南省あたりから長江・武漢・上海・北部九州に流れていた雨雲を抱えた大気は、太平洋高気圧の張り出しにより、広西省(ベトナム北部)あたりで発生した雨雲は、これまで偏西風に乗り東へ移動していたが、これまでとは異なり、西へ流れている。

報道統制がきつくなっている中国にあり、天変地変も統制されほとんど報道されないが、これまでの江湖(湖北省+湖南省+江西省の湖一帯)や、こうした海南・広東・広西省は、これまでの大雨で大洪水が発生しているものと思われる。

現在、西日本に張り出している太平洋高気圧は1016hPaと弱く、強い大陸性高気圧が南下した場合、梅雨に逆戻りするか、晴れの夏場は例年より少なくなる可能性もある。

ただし今後太平洋高気圧は勢力を増す可能性もある。現在内モンゴル・中国東北部にある大陸性高気圧の出先の高気圧は1008hPaと弱いことから、太平洋高気圧が弱く勢力争いが続いている。
以上、

韓国・黄海側の中西部から南部にかけては19日まで雨模様、前線が朝鮮半島南部に南下するため、ソウルなど北部は晴となっている。しかし、梅雨明けにはその前線が太平洋高気圧に押され再度北上する必要があり、22・23日はソウルでも再び雨が予想されている。

太平洋高気圧が1018hPaと弱く(18日は1016hPaの予想)、九州・西日本への張り出しが続かず、九州は、再度、朝鮮半島にある梅雨前線が南下、目先23日まで不安定な天気が続く予想となっている。

韓国の場合、保守政権時代の4大河川の改修工事や堰工事を左派政権は自然破壊だとして否定し、堰の常時開放を転換するなど、河川の貯水力や流量調整を難しくしており、保守政権の執行案件は「何でも反対」の左派政権が発足する限り、韓国では自然災害は続くことだろう。
教育で洗脳された学生など若い韓国民の過半数が、そうした左派のデタラメ言動を盲目的に信じている。左派の盧武鉉政権時代(2003年~08年)に教育を受けた30~40代はさらにガチガチの左派信望者の世代となっている。

昨年12月の梨泰院雑踏事故(156人死亡)でも犠牲者の親たちや左派は、保守政権が悪いと政府に責任転嫁する始末、大統領の犠牲者への献花さえ、蹴散らし破壊する犠牲者の親たちであり、セウォル号沈没事故でも市民運動家たちは政府の責任にすり替え、左派政権から巨額の活動資金を貰い、その資金で豪華旅行やクルージングを楽しんでいたことが判明している。国が違えばそこまで国民性は異なる。

地球温暖化による異常気象は、急加速のEV神話の欧米中により大量生産時代に入っている。しかし、大量生産する原材料のほとんどは石炭燃焼により、製造されている。
どっかの戦さでは、エネルギー価格が高騰し、燃焼効率が石炭より格段に悪い褐炭を発電に利用している欧州国もある。環境問題は戦さの前に影も形もなく、世界の環境を悪化させ続けているが、世界中の関係ない国の環境をも悪化させている。

2枚舌3枚舌の欧米・東欧・ロ・中・印の首脳たちは、口では環境問題をはやし立てるが、現実は急速に地球環境を悪化させ、地球温暖化を加速させていている。
ダブルスタンダートはこうした国々の常套手段となっている。

↓17日05時30分現在の衛星画像
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[ 2023年7月18日 ]

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