アイコン 韓国4~6月出生率0.7まで下がる 9月の出生数は過去最低


出生届が出された子ども数が、9月初めて1万8000人を下回った。 記録をとり始めてから過去最低となっている。
韓国行政安全部の統計によると、9月出生届が出された赤ちゃん数は、前年同月比▲20%減の1万7,926人だった。

専門家らは、新型コロナウイルスの感染拡大が影響して婚姻件数が減ったため、出生数の減少傾向に拍車がかかったと分析している。

婚姻数も減る
昨年の婚姻件数は約19万1700件で、関連の統計を取り始めた1970年以降、最も少く、新型コロナ以前の2019年に比べると、約20%少なくなっている。

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出産可能年代の女性数も減少
妊娠可能な女性の数が減り続けていることも、出生数の減少の原因として挙げられる。
20代から40代の女性数は、昨年、2019年に比べ約6%減少し、1135万人となっている。
一年間に出まれる子ども数は、2017年に初めて40万人を下回り、3年後の2020年には30万人を下回り、2022年には24万9千人だった。1970年には100万人を超えていた。

統計庁によると、今年上半期の出生数は12万343人で、通常、下半期は上半期よりも出生数が少ないことから、今年2023年の出生児数は24万人を下回る可能性が高いという。

出生率0.7人
一方、今年4~6月の合計特殊出生率は0.70人だった。 2022年の合計特殊出生率は0.78人だった。(合計特殊出生率は2.1倍以上なければ人口は減少する)

韓国の合計特殊出生率は一昨年、OECD=経済協力開発機構の加盟国のなかで最も低く、1を割り込んでいる唯一の国となっている。
以上、

韓国の人口5,180万人、平均寿命は83.6歳、単純に人口を寿命で割れば、1歳年平均61.9万人となる。22年の出生数24.9万人がいかに少ないか理解できる。

家父長制、盆暮の嫁の苦労、夫の飲酒暴力、夫の稼ぎ、教育費、高額住宅など結婚や子どもを持つ苦労問題が鬱積している。
適齢期の女性は、仕事をして、夫婦として拘束されるより、自由に遊んだほうが楽としている。

フランスは結婚せず、子どもを作り、男女が同居・別居に関係なく、双方で子どもを面倒見ているが、韓国の場合は子どもの出産そのものを敬遠、結婚しても子どもを望まないカップルも非常に多くなっている。
 盗撮やネットでの売買、暴行など女性の男性不信は概して頂点を超えている。


 

[ 2023年10月12日 ]

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