アイコン 免疫低下がマイコプラズマ肺炎流行催す 流行疫病5種


香港メディアの「香港01」は、中国で流行しているマイコプラズマ肺炎について中国本土の専門家による解説を紹介する記事を掲載した。

中国本土で現在呼吸器系疾患の高発生期に入っており、国家衛生健康委員会が流行の主体について、
①インフルエンザ(注、85,766人)、
②ライノウイルス、(日本でも多く検出/重症化しない)
③マイコプラズマ肺炎、(34人)
④RSウイルス、(205人)
⑤アデノウイルス(感染性胃腸炎11,671人)
⑥新コロナウイルス(9,941人)
との認識を示したと紹介した。
(注、( )内は日本での感染者数、11月6日~12日間での7日間の定点での感染者総数)

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中国本土では「マイコプラズマ肺炎は、新型コロナの変異」といった根拠のない情報が流れる中、中国中央テレビが、健康番組の中で複数の専門家を招き、ネット上で良く見られる呼吸器系疾患に関する誤った知識について解説を求めたと伝えた。

まず、複数の感染症が流行している中で多重感染を恐れるべきなのかについて、復旦大学華山医院の張文宏教授が「精度の高い検査により複数の病原菌が検出されたとしても、その全てが悪さをして病気になったとは限らない。医師は患者の症状を見て、どの菌が悪さをしているのかを総合的に判断しているので、過度に恐れる必要はない」との見解を示したことを伝えた。

また、マイコプラズマ肺炎が新型コロナの変異という情報については北京市呼吸疾病研究所の童朝暉所長が「マイコプラズマは20世紀初めに発見された。一方、新型コロナウイルスが見つかったのは2019年秋からであり、両者は全く関係ない」と否定した。童氏はまた、子どもは免疫系の発育が十分でないため大人よりマイコプラズマに感染しやすいため注意が必要だとしている。

さらに、マイコプラズマ肺炎を在宅で治療することの可否について、張氏が「一般的に、家庭用の対症療法薬で好転するが、重症化していないかに注意する必要はある。薬を飲んで好転すれば自宅観察で構わないが、解熱剤を飲んでも熱が下がらない、食欲が減退するといった状況が発生した場合には速やかに病院に行くべき」と指摘している。
以上、レコードチャイナ参照

近くの保育園ではインフルエンザに感染した園児は1週間も預けられないという。シングルマザーにとっては母でも近くにいない限り、無給欠勤となり厳しい生活が待っている。

[ 2023年11月29日 ]

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