アイコン 新潟で鳥インフルエンザ 35万羽殺処分 必須・防止策の完全履行


新潟県胎内市にある養鶏場で死んだニワトリが高病原性の鳥インフルエンザに感染していることが確認され、県は養鶏場で飼育されている約35万羽のニワトリの処分を始めた。
今シーズン、全国の養鶏場で鳥インフルエンザへの感染が確認されたのは5例目。
新潟県によると、5日、胎内市にある養鶏場から「死ぬニワトリが増えるなど異常がみられる」と連絡があり、県が死んだニワトリに遺伝子検査を行ったところ、6日、致死率の高い高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出された。

これを受け、県は自衛隊に災害派遣を要請し、午前8時からこの養鶏場で飼育されている約35万羽のニワトリの処分を始めた。処分が終わるまでに6日程度かかる見込み。

 

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鳥インフルエンザウイルスを完全に防御するには、半導体製造の無菌室並みの養鶏場を構築する必要があろうが所詮無理、感染リスクを下げるためには、農水省が養鶏事業者に通知している鳥インフルエンザ感染防止のための注意事項を忠実に履行するしかない。

鳥インフルエンザはヒトには感染しないとされているが、稀にヒトも感染している。今シーズンも米国でヒトの感染例が報告されている。
ヒトに感染して怖いのは、ウイルスの変異であり、ヒトに感染することで、ヒトに感染しやすくなるように変異することにある。

新コロナウイルスはコロナウイルス系であるが、中国・武漢で最初に発生が確認され、旅行者により欧州で感染が拡がり欧州系へ変異、その後インド系、南アメリカ系など、そして、南アフリカでの変異(オミクロン株)、ヒトに対してより感染力が強いウイルスに変異を繰り返したことが知られている。


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鳥インフルエンザ発生状況 2024年シーズン

 

発生日

発生地

飼育処分数

1

10/16.

北海道

厚真町

19,000

食肉用

2

10/22.

千葉県

香取市

38,000

採卵用

3

10/25.

新潟県

上越市

160

採卵用

4

10/30.

島根県

大田市

400,000

採卵用

5

11/5.

新潟県

胎内市

350,000

採卵用

累計

 

 

 

807,160

 

 

[ 2024年11月 6日 ]

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