アイコン 中国1月のPMI49.1%に大幅下落、春節28~2月4日まで


中国の1月の製造業景況指数であるPMI(製造業購買担当者指数)が、再び50Pを大きく割り込み49.1Pとなった。
中国は昨年9月から全分野に及ぶ総合経済対策を順次発表し、不動産回復への梃子入れ、消費低迷に対する対策、銀行の預金準備金の低下による金融緩和策、証券市場の活性化に向けたに対策、インフラ計画、地方政府に地方政府債の特別枠による発行緩和などいくつも平行して経済刺激策が実施されている。
ただ、株式市場は、総合対策に反応して上海総合指数が2880P台から3400P台まで急騰したものの早期に頭打ち、その後は3300P前後で推移し、市場は企業業績への反映は限定的と見ているようだ。

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中央政府は、国産国消政策の「中国製造2025」により積極支援して誕生させてきた工場による生産物が内需を大きく上回り、安価で輸出に振り向けられ、電気自動車や鉄鋼製品のように輸出拡大によりすでに摩擦も生じている。欧米では高関税の輸入障壁を安価な中国製品の流入に対策を講じてきている。

不動産不振・消費不振の内需不振に加え、こうした欧米の動き、それに中国のオピオイド麻薬原料のメキシコ輸出に対するトランプ制裁関税も2月にも課される見込みで、外需まで先行きが不透明になっている。

そんなこんなで、中国の製造業のPMIは昨年5~9月まで50P割れ、10月から12月まで3ヶ月間続いた50P超えも、1月には再び50P割れとなった。国家統計局は下落原因を春節の影響としているが・・・・。企業が回答した景況感であり、1月28日から始まった春節(旧正月は1月29日/春節休暇は28日から2月4日までの8日間)の影響はないものと見られる。

国家統計局が同時に発表した1月の非製造業の景況感指数は、50.2で、昨年12月の52.2Pから▲2.0Pも大幅下落している。

[ 2025年1月27日 ]

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