伸銅品業界、依然として低迷続く - 東京都伸銅品商業組合が記者会見
東京都伸銅品商業組合(理事長・橋永勝弘氏)のマーケットリサーチ・広報委員会(MR委員会)は28日、定例記者会見を開き、伸銅品の受注状況が依然として低迷しているとの見解を示した。
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車載関連では、サプライチェーン上の余剰在庫の解消が進まず、回復が遅れている状況が続く。また、配電盤や空調機器関連においても、人手不足による工期の遅れが影響し、需要が回復基調に乗り切れていない。
同組合の高橋正志・広報委員長は、「自動車メーカーの生産回復などを背景に需要は存在しているものの、伸銅品の受注回復にはまだ結びついていない」と指摘。今後の市場動向に注視しつつ、業界の活性化に向けた取り組みを継続する方針を示した。
[ 2025年1月31日 ]
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