アイコン 1/2 トランプがもたす韓国に大造船好況時代到来


2024年、世界で発注された船舶の10隻に7隻は中国が受注、建造される。ところが、今年に入り、トランプの中国潰しが本格化、麻薬原料を巡る制裁関税爆弾投下、鉄鋼・アルミに対する25%関税(世界各国共通)投下、800ドル未満は関税なしから中国越境ECの輸入商品に対して関税賦課、一時停止なしの対中相互関税爆弾投下、中国の報復関税に対する報復爆弾/米の相互関税爆弾、中国の相互関税に対する報復爆弾、関税爆弾の応酬で現在中国に対して145%の関税爆弾を投下中、ただ、米企業が米国民のため中国で製造しているスマホやPCなどは除外され、さらに大幅に関税率を引き下げると発言している。しかし、例え対中関税が145%から54%になったところで大きな違いはない。

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<3月の造船受注、韓国が2018年 月以来、受注量トップに>
英国の造船・海運分析機関クラークソン・リサーチによると、
今年3月の世界船舶受注量は150万CGT(標準貨物船換算トン数、58隻)で、前年同期(513万CGT)比▲71%減だった。

国別の受注実績を見ると、
韓国は82万CGT(17隻)を受注し、シェア55%を占め1位を記録。
続いて中国は52万CGT(31隻)で35%だった。
(韓国勢はLNG船、大型・スーパーコンテナ船の受注に傾注している)

今年1~3月期の累積受注量も全般的に不振
世界の1~3月の累計受注は779万CGT(234隻)で、昨年同期の1632万CGT(710隻)から▲52%減少している。
中国は380万CGT(139隻、シェア49%)で▲58%減、
韓国は209万CGT(40隻、シェア27%)で前年比▲55%減となった。

<造船、中韓の3月末受注残量>
3月末基準の世界受注残量は前月より152万CGT増の1億5957万CGTを記録した。
中国は前月比199万CGT増の9397万CGT(58.9%)、
韓国は前月比▲57万CGT減の3612万CGT(22.6%)。
両国で世界の船舶受注残量の81.5%に及んでいる。

(2025年)3月の新造船価指数は2月(188.36)より▲0.93ポイント下がった187.43で横ばいだった。
韓国が受注した船種別船価は、
LNG運搬船2億5500万ドル(約371億4000万円)、
大型タンカー(VLCC)1億2500万ドル、
超大型コンテナ船(2万2000~2万4000TEU=20フィートコンテナ換算)2億7400万ドルだった。
以上、韓国紙など参照



 

 

[ 2025年4月30日 ]

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