アイコン 韓国ソウル 曹渓寺の仏教歴史文化記念館で火災


ソウル市鍾路区にある曹渓寺、10日、隣接する韓国仏教歴史文化記念館で火災が発生した。消防当局の出動により短時間で鎮火したようだが被害の全容は不明。

曹渓寺(達磨さんの禅宗)は1938年完工と創建は新しいが、韓国仏教界の最大宗派の総本山。韓国では受験生の合格祈願の寺としても知られている。寺も記念館も観光地としても有名。

 

スポンサーリンク

韓国では、李氏朝鮮時代、両班儒教の廃仏政策、特に士林派による大弾圧で、第3代太宗の時代の1407年(太宗7年)には、12宗が7宗88寺院(曹渓宗(24寺)・天台宗(18寺)・摠南宗・華厳宗・慈恩宗・中神宗・始興宗)に限定され、
次の世宗の治世(世宗6年・1424年)には、その7宗派も曹渓宗・天台宗・摠南宗を統合して禅宗、華厳宗・慈恩宗・中神宗・始興宗を統合して教宗と2宗派にまとめられた。88寺院は禅宗18寺院・教宗18寺院の計36寺院を残し廃寺(打ち壊し放火・宝仏略奪)となり、この時期に朝鮮半島の仏教は著しく衰退した。

 0610_02.jpg

 

 

[ 2025年6月10日 ]

スポンサーリンク
  

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧