5月の鉱工業生産指数101.8、前月比0.5%上昇
経産省が発表した5月の鉱工業生産指数については、
5月の生産、出荷は上昇、在庫、在庫率は低下であった。
製造工業生産予測調査によると、6月は上昇、7月は低下を予測している。
総じてみれば、生産は一進一退で推移している。
5月の生産指数は101.8(2020年=100)と日本の鉱工業生産指数は4年以上の期間を経て1.8ポイントしか伸びていない。すでに工業国ではなくなり、輸出依存経済でもなくなっているのであるが、超円安政策をとり続けている。
一方、食糧安保はTPPをはじめとし放棄し輸入に依存した食料の価格指数は、超円安=輸入価格の上昇により124.4(2020年=100)と大幅に高くなっている。すでに生鮮食品の多くも輸入に依存している。…現状の日本國の経済はエセの日本保守党以上に危機感下にある。
結果、物価高騰により連れて消費税大増収、国は過去最大の年間税収額を更新し続けている。国民から巻き上げ続けている。
2024年度(~2025年3月)の税収総額は75兆円で過去最高。
鉱工業生産指数は前月比では0.5%の上昇。
上昇業種:生産用機械工業、汎用・業務用機械工業、自動車工業等
低下業種:輸送機械工業(除.自動車工業)、無機・有機化学工業、電子部品・デバイス工業等
スクロール→
鉱工業生産指数 |
||||
前月比/季節調整済み |
||||
円安進行は露制裁の2022年3月から |
||||
・輸出企業は超円安により価格競争力が増し生産拡大・輸出拡大のはずだが・・・ |
||||
|
22年 |
23年 |
24年 |
25年 |
1月 |
-0.8 |
-3.6 |
-7.0 |
-1.1 |
2月 |
1.3 |
3.4 |
0.3 |
2.3 |
3月 |
-0.3 |
0.4 |
3.5 |
0.2 |
4月 |
-0.4 |
0.3 |
-0.5 |
-1.1 |
5月 |
-4.4 |
-1.0 |
1.1 |
0.5 |
6月 |
5.0 |
0.9 |
-1.2 |
2025年5月の鉱工業生産指数は101.8 (2020年=100) |
7月 |
0.6 |
-1.4 |
1.8 |
|
8月 |
1.4 |
-0.4 |
-2.0 |
|
9月 |
-0.5 |
0.1 |
0.7 |
|
10月 |
-1.7 |
1.2 |
1.8 |
|
11月 |
0.0 |
-0.5 |
-1.7 |
|
12月 |
-0.5 |
1.2 |
-0.3 |