アイコン 中国大手・海航集団 王健会長 フランスで転落死

 

 

中国の複合企業、海航集団(HNA Group)の共同創業者で会長の王健氏(57)が、南仏プロバンス地方を観光中に転落死した。警察と海航集団が4日、発表した。
現地の治安筋がAFPに明らかにしたところによると、王会長は3日、丘陵にある風光明媚な村ボニユーで、渓谷の景色を眺めるためか写真を撮るために胸壁によじ登った後、そこから転落して死亡した。
関係筋は匿名を条件に「彼は自力で胸壁に飛び乗った」とAFPに語った。

王氏は10メートルの割れ目に落下し、救急隊が現場で治療できないレベルの重傷を負った。
海航集団によると、王氏はフランス出張の合間にボニユーを訪れていたという。

海航集団は中国の海南省で地元の航空会社として創業。王氏とビジネスパートナーの陳峰氏のリーダーシップの下で近年、急速に事業を拡大。

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米ホテルチェーン大手のヒルトン・ワールドワイドやドイツ銀行などの外国企業の株式を購入し、観光や金融などに事業を多角化してきた。足元では2300億ドル(約25兆円)相当の資産を保有する。

しかし中国政府が昨年、同社の事業拡大を可能にしてきた高リスクで債務依存の資金調達の取り締まりに乗り出したことで、一転窮地に立たされた。海航集団は借り入れ返済のために資産の一部売却を始めているが、ナンバー2である王氏の突然の死により、こうした調整プロセスが困難になるものとみられている。
米経済誌フォーブスによると、王氏の個人資産は推定で17億ドル(約1880億円)に上る。
以上、

昨年、歯止めがかからぬ外資流出に激怒した中国政府は、海外の不動産や娯楽施設・事業などに出資する企業に対して強力な規制強化を実施。
海南航空など率いる海航集団も海外に多くの不動産を買占めていいためその対象となり、支払い遅延を起こすなど窮地に陥った。
ところが、同社は中国№2に上り詰めた王岐山国家副主席と関係が深く、その後一切、同社の資金繰りに関する情報が遮断され、救済された模様だ。

一方、習近平の親族と関係が深いとされる大連万達は、当局による銀行への圧力で社債償還金の銀行借り入れが遮断され、中国で展開していた大規模テーマパークなど多くの不動産を1兆円規模で売却していた。ロシアW杯の競技場CMに万達の名があり生き残ったようだ。

鄧小平と関係が深い巨大な安邦保険集団は代表の呉小暉が逮捕され、今では国家管理になっている。米国などに多くの著名不動産を抱え、その売却を急いでいたが、当局の逆鱗に触れ、間に合わなかったようだ。

↓ポニュー渓谷の参考写真
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[ 2018年7月 5日 ]

 

 

 

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