アイコン 韓国・国土部が運転自粛勧告 BMW車両火災/韓国年間5千件超、日本1296台

 

 

韓国のドイツ神話はいつまでも続く・・・
韓国ではBMWが今年、7月30日までに27台が炎上したという。そのほとんど、520d型というディーゼル車。
欧州ディーゼル車は、環境規制のため、排ガス再循環燃焼装置=EGRが設置されているが、エンジン温度が高くなり過ぎれば、エンジン破損のおそれがあり、停止をEU環境規制当局が認可している。

具体的には、エジンルーム温度が一定値以上になった場合、EGRの機能を停止させてよいとし、そうしたプログラムが搭載されている。その設定温度はほとんどが48℃だとされている。
BMWのEGRもそのように設定されているはずだが・・・。

エンジンに大きな負荷がかかるEGRは、ソウル市の直近の39度前後の炎天下(風通しの悪い炎天下の路上駐車の車両表面温度は50℃を超える)では、最初から超過高温であり、EGRの機能は当初から停止状態になっているものと見られる。

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それが、どう設定されていたのか、エンジンが高熱となり、炎上する事故が続発している。

<韓国製EGRモジュールの欠陥>
BMWコリアは、「点検の結果、異常が発見された一部」モデルではなく、リコール対象の10万6317台すべてのEGRモジュール(装置制御機器)を交換すると発表している。

KBS(韓国放送公社)は7月25日、BMWコリアが、「出火原因の分析を終え。韓国製EGRモジュール=排気ガス循環装置の欠陥が原因だった」と明らかにしたと報じた。
(BMWがどういう経緯で、わざわざ韓国製EGRモジュールを搭載したのか大きな謎、当モジュールは排気ガス循環装置と一体となりバルブなどを制御するモジュール)

BMWコリアは7月26日、BMW 520dなど総42モデル10万6317台を対象に緊急リコール措置を発表した。
一番頻繁に火災が発生しているBMW520dモデルは、2017年だけでも9,688台も販売されている人気モデル。
韓国ではVW問題からディーゼル車はその後敬遠されているとの報道がなされていたが、現実はまったく違い、まだ、ドイツ勢のディーゼル車がバンバン売れているようだ。それも窒素酸化物をバンバン撒き散らす車両と知りながら、ブランドを購入しているようだ。

<韓国での車両火災の多さ>日本の4倍、車両台数からすれば8倍か
BMWコリアは「国内で年間に発生する自動車火災事故は5000件を超える」とし、「今年に入ってBMWで27件の火災が発生したと報告されているが、1年でみると50件程度で、BMW車の登録台数を考慮するとBMWのみ火災が多いと見ることはできない」と釈明している。

韓国の国家安全処などの資料によると、2010年から2015年までの6年間に発生した韓国内の自動車火災は合計3万1170件で、年平均5200件余、1日平均14.5件発生していることになる。

ちなみに、日本の車両火災は、平成28年で1293台、10年以上経過した高年式車の液漏れや古くなった配線のショートなどからの出火原因が多いという。

韓国では、整備保証期間が終われば、正規ディーラーの正規部品は高いため、未認定の整備工場などで安価に補修するという。そうしたことから、故障や火災の多さの原因になっていると指摘されている。
BMW車の場合でも、ディーゼル車に限らず、これまでにガソリン車でも以前から炎上している。

つまり韓国では、人も車も火ッ火し、激しい怨念でも炎上しているようだ。

BMWコリアは、7月31日から全国61ヶ所のBMWサービスセンターを24時間稼動させて、リコール対象車両を点検している。
しかし、その間にも炎上している。また、BMW系のMINIのガソリン車も燃えたと報道されている。

<韓国政府・BMWの対象車、運転自粛勧告>
韓国国土交通部は8月3日、走行中の車両が出火する事故が相次ぎ、やっと7月26日にリコール(無料の回収・修理)を表明したBMWの対象車両の所有者に対し、運転自粛を勧告した。
 BMWは今年に入って27件の車両火災が発生したものの特段の措置を取らず、7月26日になり、やっとリコールを発表した。

問題のEGRモジュールは、2016年11月以前に生産された同装置を装着した車両で、対象車両を内視鏡点検を行い、火災の危険があるかどうかを判別するという。
EGRモジュールを内視鏡で検査? 、制御プログラムの設定ミスではないようだ。ならば、韓国製EGRモジュールそのものに欠陥があるようだ。

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[ 2018年8月 4日 ]

 

 

 

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