アイコン スルガ銀行 創業家の岡野家関連への融資発覚 静岡銀行へ統合か 株主一覧

 

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負債額約60億円を抱え4月経営破綻したスマートデイズ「シェアハウス」関係の関連融資で、不正な融資を行っていたとして、金融庁が調査しているスルガ銀行。これまでに不正融資はスマートデイズの戸別や棟を購入した人たちに対して、本来融資対象にならない不適格者を組織ぐるみで、スマートデイズなどの業者に預金通帳を改ざんさせたりして融資していたことが発覚。購入者=借入者は、スマートデイズの経営破たんで返済原資が損なわれ大問題になり、金融庁が調査に入った。結果、2018年3月期には782億円の貸倒引当金を計上、その後、スマートデイズ以外でも不動産担保融資や不動産購入案件で不正融資が行われていたことが発覚している。

今度は、創業家の関連企業に対して数百億円の融資をしていることが4日分かったと報道されている。
金融庁は融資先に実体のない企業が含まれている可能性もあるとして、企業統治上の問題がないか解明を急いでいる。
創業家の関連企業は、スルガ銀行の株式を保有する企業もある。
こうした企業に対する融資の一部にも、経緯や資金使途が不透明な部分があり、創業家側に流れていた可能性もあるとみている。
立入検査中の金融庁はスルガ銀行に対し、説明を求めたもようで、複数のファミリー企業に融資が実行されていることをその過程で把握したとみられる。
 
今後、スルガ銀行と創業家関連企業の関係に問題があると判断すれば、スルガ銀行の株主構成が変化する可能性がある。
 
スルガ銀行と創業家との関係は、創業家の岡野光喜氏が代表権を持つ会長(それまで長期間社長)しており、また岡野氏の兄弟が代表の法人が大株主になっており、利害相反関係にある。創業家への融資はすべて取締役会の承認が必要となり、議事録の調査などが行われる。また、議事録があったとしても、資金使途や融資先企業に実態がなければ、当然、不正融資となる。
 
なお、スルガ銀行の「シェアハウス」向けの不適切融資をめぐっては、外部弁護士で構成する第三者委員会により、調査結果を7日に公表される。
 
現在の社長の米山明広氏は執行役員システム部長から2016年6月社長に大飛び昇格、岡野一族のお飾り的存在とされる。
 
金融庁がスルガ銀行はコンプライアンスが崩壊していると認定すれば、法的に一時管理下に置き、金融庁が全膿を出した後、静岡銀行などへ統合もしくは吸収させる可能性もある。

 

 スルガ銀行 主要株主 2018年3月31日現在
 明治20年に岡野喜太郎氏が作った共同社が起源、明治28年に根方銀行に、明治45年に駿河銀行に社名変更していた。創業家とは岡野一族。
株主名
オーナー関係
持株数/千株
割合(%)
エス・ジー・インベストメント㈱
代表:岡野喜平太
12,702
5.48
スルガ総合保険㈱
代表:平井、元スルガ銀行役員
10,999
4.74
日本トラスティ・サービス信託銀行 (信託口)
 
9,184
3.96
損害保険ジャパン日本興亜   
 
8,829
3.81
日本マスタートラスト信託銀行(信託口)
 
7,377
3.18
明治安田生命保険相互会社
 
7,351
3.17
エス・ジー・アセット㈱
代表:岡野喜平太
6,750
2.91
一般財団法人スルガ奨学財団
代表:岡野光喜(スルガ銀行会長)
5,401
2.33
BNP PARIBAS SEC ERVICESLUXEMBOURG/ JASDEC/ABERDEEN GLOBAL CLIENT ASSETS
 
3,856
1.66
日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口5)
 
3,855
1.66
76,310
32.94

[ 2018年9月 4日 ]

 

 

 

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