アイコン 「イオンモール福岡伊都」20日にニューアルオープン

 

 

人口増の福岡市のベッドタウンとして所在する福岡市西区、その中でも伊都の国側には九州大学が完全移転を完了。その交通拠点である「JR九大学研都市」駅に隣接して所在する「イオンモール福岡伊都」は、3月20日リニューアルオープンする。

魏志の倭人伝時代「伊都国」の福岡市西区や糸島市は、ベッドタウンとして発達したものの、糸島平野の農村風景、山村、玄界灘を望む風景に魅せられ、県外などから多くの移住者が定着している。足を伸ばせば、松浦佐用媛(弁財天のモデル)の虹ノ松原、唐津にも近い。
行く船を 振り留めかね 如何ばかり 恋しかりけむ 松浦佐用姫
(山上憶良・万葉集5-874)

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イオンモール福岡伊都は、福岡市が福岡市西部の新たな拠点して移転してきた九州大学の玄関口としてふさわしい市街地整備を目的として、JR唐津線に「九大学研都市駅」が開設され、「伊都土地区画整理事業」の商業ゾーンにおける中心的な施設として2006年3月にオープン。これまで13年間で、地域居住者数は安定的に伸長し続けている。実勢商圏内人口の年齢構成は40代以下の若い世代の構成比が高く、3km圏内にある5つの小学校には約4000名の児童が在学している。

2018年9月には九州大学が2005年から進めてきた伊都キャンパスへの統合移転が完了している。今後、大学周辺の土地区画整理事業による街づくりが予定されており、さらなる人口増加が見込まれている。

今回のリニューアルでは、「家族の送り迎え時」「お仕事帰り」「大学の講義後」「電車の待合時間」などいつもの時間にちょっと“よりみち”をして楽しむ「よりみちHAPPY」をコンセプトにした。
もっと座席数の増加をと要望の大きかったフードコート、新名称は「もぐもぐコート+よりみちダイニング」とし、客席を64席増やしている。

「いつもベビー休憩室が混雑して困っている」という声を受け、モールゾーン1階にベビー休憩室を新設。
ショッピングセンター内のお手洗いに設置されているベビーベッドも、すべて新しく交換。

4月5日には、福岡市内西エリアでは最大規模の「無印良品」が2階に新規オープンする。
約1652㎡の店内には衣料品、家具、インテリア雑貨、化粧品などを揃える。
1階駅側出入口には30席のイートインコーナーを新設。
館内で購入した商品をすぐに食べることができる。
イートインコーナーには、ドリップコーヒーを新たに設置。
寄り道の際の休憩所としてゆっくり過ごせる。

また、イオン直営食品売場では、要望が多かった食事の準備の時短を叶える「簡便食」・「冷凍食品」と、健康志向に応える「ヘルス&ウェルネス」、「オーガニック」の品揃えを充実する。
地元で生産される商品を「伊都めぐり」として品揃えする。

イオン直営化粧品売場では、「一番よりそう」美と健康の拠点として、話題のコスメを集めたイオン九州オリジナル「Pick up station」を導入。人気のコスメを品揃えし、お手頃価格の商品で「なりたい自分」の実現を応援する。

さらに、2階のイオンの直営ファッションと雑貨売場では、メインターゲットを子育中の30~40代の女性とし、トレンドを押えた綺麗め普段着カジュアルのスタイリングと感度の高い雑貨を提案する。

トラベルバック売場では、スーツケース世界№1のサムソナイトによる、遊び心あふれるデザインのブランド「アメリカンツーリスター」ショップが開店する。
以上、

田舎のイオンモールの感じから今回は逸脱できたのだろうか。数年前にできた福津は田舎臭さがない造りになっている。
こうした地方の大型店舗の多くがオープン当初とは異なり、田舎に染まり、雑然とし、洗練さを時と共になくしている。残念。
 

 
[ 2019年3月 5日 ]

 

 

 

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