アイコン (仮称)伊木力浄水場整備事業官製談合事件!そうだ、住民監査請求しよう。第13弾

 

 

そうだ、住民監査請求をしよう。


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福岡県築上町の官製談合よりも悪質で性質が悪いのが諫早市水道局が発注した(仮称)伊木力浄水場整備事業である。

3月12日の長崎新聞から紹介してみる。

『3月11日(月)(仮称)伊木力浄水場整備事業入札の官製談合を巡り、定例諫早市議会建設委員会で、諫早市水道局が2月15日に決定した協和機電工業グループの落札金額が最も低く入札したJFEエンジニアリンググループよりも1億3500万円上回った理由をただす質問が相次いだ。

諫早市水道局の馬場康明局長は「資料や評価点などすべてを公表して進め、結論を出した」とし、適正な入札であることを説明していた。

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同事業は2017年~2021年度、多良見町の伊木力川や地下水源から取水し、膜ろ過方式で1日6000万立方メートルの浄水能力を持つ浄水場を同町舟津に建設する計画。総事業費は34億5000万円。

市は全国の浄水場建設方式を参考に、事業者の技術提案に基づいた設計・施工一括発注と、技術的要素と入札価格を評価する総合評価一般入札を採用。市が設置した事業者選定委員会の審査を経て、入札に参加した3企業グループのうち協和機電工業(本社・長崎市)など3社で構成する企業グループが27億1500万で落札した。

馬場局長は、施設の維持管理などの提案を詳細に審査した経過を説明。「長期にわたり使う施設であり、(最も低い入札金額との)差は今後、取り戻せると判断した。金額面より、性能や利便性の面で技術力が高いものを選んだ」と述べた。』(高比良由紀)

読んでて腹が立つ、腹が立つ。

馬場康明局長は「長期にわたり使う施設であり、(最も低い入札金額との)差は今後、取り戻せると判断した。金額面より、性能や利便性の面で技術力が高いものを選んだ」と、このように答弁している。

じゃあ、なにかい、これから日本全国の全ての浄水場施設は協和機電工業グループが独占して行うということかい。

聞いてて、腹が立って、腹が立って腸が煮えくりかえりそうになった。

井の中の蛙、大海を知らず。まさに諫早市水道局の馬場蛙も宮本殿さま蛙も大海を知らんらしい。

今回、協和機電工業グループが採用してる無機膜(セラミック膜)と呼ばれる膜は耐久性は確かに優れてはいるが、供給メーカーが1社しかなく必然的に高いメンテナンスとなる。

それに対して他の2社は汎用性の高い有機膜を採用し、交換年数はセラミック程には劣るが、国内には有機膜のメーカーは数社あり安価で提供できるし、メンテナンスも低く抑えられる。

選定委員会の評価も諫早市水道局の馬場局長の判定がいかに陳腐なものか、他の自治体の浄水場が証明している。

これから、徹底的に検証し、今後予想される住民監査請求で諫早市水道局や諫早市長等の述べている詭弁は見事に論破されるていく。

どんな入札だろうが、どんな優秀な有識者だろうが、1億3500万円も高い企業が落札するなんてのは論外だし、有ってはならんことだ。

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[ 2019年3月15日 ]

 

 

 

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