アイコン 1~3月GDP ▲0.6% 消費・投資低迷 2018年

 

 

内閣府が、発表した今年1月から3月までのGDP=国内総生産は、物価の変動を除いた実質の伸び率が前3ヶ月と比べ▲0.2%減、年率に換算して▲0.6%減となった。
マイナスは9期、2年3ヶ月ぶりで、個人消費が伸び悩んで景気の回復が足踏んでいる。

主な項目では、GDPの約6割を占める個人消費は、大雪の影響や野菜の高騰で買い物を控える人が多かったことから、前3ヶ月に比べて僅かにマイナスとなった。
また、住宅投資も、乱立によりサブプライムローン化が懸念され実質融資規制に入った賃貸用のアパートの着工が、昨年6月から今年3月まで10ヶ月連続して前年同月比で減少していることから全体で▲2.1%だった。

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企業の設備投資は、▲0.1%で6期、1年半ぶりにマイナスに転じた。
企業の3月決算の業績は、過去最高を今年も更新確実が予想されているにもかかわらず、国内で設備投資する企業は更新需要を除き限られている。オフィス移転は盛況、IT投資は一巡、省力化投資も限定的。

一方、外需の輸出は、アメリカやアジア向けの自動車などが好調で、プラス0.6%だった。
こうした結果は国の政策の結果であり、それ以上のものでそれ以下のものでもない。
 

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[ 2018年5月16日 ]

 

 

 

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