アイコン 恒例の夏の米韓軍事演習実施で調整 北朝鮮反発必死


現在の米韓軍事演習は、北朝鮮を仮想敵国にしていることでは間違いないが、6.16南北合同事務所爆破事件以来、さらに北朝鮮に言いなりの韓国政府としては頭が痛いところ。最近の軍事演習は文政権の念願・悲願である米軍からの戦作権返還を目的に行われており、演習を縮小してでも実施せざるを得ないジレンマ下にある。

韓国文政権の鄭景斗国防相とエスパー米国防長官は21日に電話会談、米韓合同軍事演習の扱いなどについて協議した。新コロナの感染状況を考慮し、8月ごろに規模を縮小して実施する案が有力とみられている。本国から演習参加米軍部隊を韓国に派遣するにも、韓国に着てから2週間の隔離期間を要請し、その後実施されることになる。

実施すれば、演習の完全中止を要求してきた北朝鮮の反発は必至で南北関係のさらなる冷え込みは避けられない。
今や韓国文政権は北朝鮮の金与正女史の手の平のなかにあり、弄ばれている。それは4.27の最初からへっぴり腰で北朝鮮首脳に対応したことがすべて。それは今に続いている。なお、エスパー長官率いる米国防総省は、ホワイトハウスの求めに応じ、在韓米軍の大幅規模縮小に向けた複数の選択肢を提示したと報じられている。

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韓国駐留米軍は2万85百人、昨年の米議会との関係で2万2千人まで削減する可能性が高い。ただ大統領選に向けたトランプのパフォーマンスの変数により、半減させることもありうるが、実施は大統領選後となり、米で政権交代が生じれば、半減は見直しされる可能性がある。
経済制裁を何よりも恐れる韓国は、米国の判断に追随せざるを得ないだろう。
米民主党は、北朝鮮との交渉は、核廃止に向けた決定事項がない限り交渉に応じないという立場でトランプ政権より硬派。

ドイツではNATO負担金問題から3万5千人の駐留米軍のうち9千5百人を削減するとホワイトハウスがリークし報道させている(国防総省は寝耳に水)。
民主党が政権をとった場合、トランプ政権より軍事的には決してハト派ではなく、中国や北朝鮮の人権問題に対してはタカ派でもある。環境問題もパリ協定に即刻復帰するとしている。

次期大統領候補の与党の一人だった朴ソウル市長のセクハラ自殺、文在寅氏は黙して語らず、不動産政策の国民の反感もあり、支持率は急落、圧倒的な支持層である30代が崩壊、熱烈支持層は40代だけとなっている。
こうした中、天下の宝刀「反日」を鞘から出すかは、日本企業資産売却が認可される8月4日、8月15日の光復節に向け、反日キャンペーンを繰り広げる可能性が高くなってきている。

昨年8月22日は日韓GSOMIA破棄決定、8月24日・25日には竹島海域防衛演習にほとんど関係ない初となる陸軍部隊まで投入し空前の仮想敵国「日本」に向けた軍事演習を行い米政府さえ閉口させていた。
今年の夏は、梅雨が中国や日本で豪雨をもたらし河川は荒れ狂ったことから、厳しい猛暑が予想されている。
なお、新コロナ感染により世界中が細菌やウイルスに脆弱だということが判明、米中露のほか北朝鮮も炭疽菌などの細菌兵器を有している。
新コロナ発生直後、武漢ウイルス研究所へ人民解放軍の細菌部隊トップが駆けつけていたという話もある。

 

[ 2020年7月21日 ]

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