アイコン 都道府県幸福度ランキング/日本総研


1位、福井県
2位、富山県
3位、東京都
4位、石川県
5位、長野県
6位、滋賀県
7位、山梨県
8位、埼玉県
9位、山形県
10位、鳥取県

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日本総研は、地域の社会的状況や構造を示す5つの基本指標と、人々の幸福感を具体的に評価する尺度として「健康」「文化」「仕事」「生活」「教育」の5分野・50指標を設定。それに追加指標を加えた計75指標を総合して、都道府県別の「幸福度ランキング」を算出している。

当ランキングによると「仕事」「教育」で2位以下を引き離し2020年版で47都道府県のトップに立ったのは福井県で、2014年から4回連続の首位。
原動力は、2012年から1位を守り続けている「仕事」と「教育」。なかでも「教育」はほかの都道府県を大きく引き離す得点となっている。(幼児保育や学童保育制度が行き届き、女性が働きやすい環境を演出している)
1位の福井県を猛追しているのが富山県。2012年版から1位を維持している「生活」を軸に、その他の分野も上昇している。前回の5位から2位にランクアップした。

トップ5では、同じ北陸の石川県が4位に入り、北陸3県の共通点は「仕事」「生活」「教育」の高さとなっている。とりわけ「教育」はトップ3を占めている。さらに、上位の都道府県が本州の日本海側地域で形成されつつあることも興味深い。
 こうした中で3位に食い込んだのが、過去4回連続で2位だった東京都。「基本指標」「文化」では、今も圧倒的な強さを誇っている。

その他の首都圏7県は、茨城県は2012年版は24位→2020年版は15位、埼玉県は21位→8位、山梨県は13位→7位と大幅に上昇、かたや栃木県は17位→25位、群馬県は18位→22位、神奈川県は7位→23位、千葉県は11位→27位と大幅にランクを下げている。
同様に、2012年番との比較では、山形県が31位→9位、新潟県が33位→19位、佐賀県が29位→17位に上昇し、上昇共通項としては「基本指標」「生活」が比較的安定していることがあげられている。
下位では沖縄県は回を重ねるごとに1位ずつ順位を上げ、47位から44位にあげ、異文化交流の進展などから「文化」の上昇が目立っている。

こうした指標を細部に渡り分析し、上昇しようと目標を持つ都道府県の首長の努力は数字になって現れ報われるが、意識しない都道府県は確実に落ちていくことになる。経済などほかのランキングでいくらよくても、当ランキングがよくなければ民心を考慮していないということになり、何れ民心も離れていく。
九州はベストテンにも入っていない。幸福度から見た場合、取るものがなくなってきているのだろうか。それともほかが努力して向上させているのだろうか。

[ 2020年9月 5日 ]

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