さらに文大統領は、世界貿易機関(WHO)事務総長選挙に出馬したユ・ミョンヒ産業通商資源部通商交渉本部長が「専門性とリーダーシップを備えており、最適任者」であるとして、支持を訴えた。

プーチン大統領は「新型コロナの状況が安定し次第、訪韓が実現することを期待する」との文大統領の招請に「ロシア製ワクチンを打ってから行く」と答えたという。
今回の電話会談は、露韓国交正常化３０周年を記念したもの。
以上、

文在寅は国連で２３日未明、「終戦宣言の国際要請」の演説をしたばかり、３０周年にかこつけての「終戦宣言」の協力を仰いだのだろう。

文在寅は習近平とともにプーチンに対しても北朝鮮政策で「先緩和後核廃棄論」を認めさせており、米国の外堀を埋め続けるようだ。こうした姑息な動きばかりしていれば、米国も堪忍袋の緒が切れ、韓国制裁に動く可能性も否定できない。そうなれば、瞬時に韓国経済は崩壊することになる。

西側諸国は単に核完全廃棄と弾道ミサイル発射実験を止めさせることを前提にした国連制裁であり、それは揺るぎようもない。ましてや、中国もロシアも北朝鮮への国連制裁に賛同し、その結果、執行されているものだ。
文氏が目晦ましの夢のような「先緩和後核廃棄論」をいくら論じても、北朝鮮が認めていない以上、空論に過ぎない。
民族統一という単純脳の大義の文氏は、北の核所持も、体制の違いも、その残虐性も意識して見らず、愚かとしか言いようがない。

２１日に発生した韓国漁船監視船の乗組員失踪事件では、北朝鮮が国境付近のNLLから海上に浮く男性をそのまま引き釣り回して北朝鮮本土近くまで海上を移動させ、銃殺した挙句、火をつけて４０分間も燃やしたことなど文氏は報告を受けても即時に忘れ、金正恩からの２５日の通知文にほだされ北朝鮮との関係が修復されると大満足、北朝鮮に対して文句一つ言えなくなっている。

しかも、NLLの領海が双方国で異なっており、文氏は北朝鮮の言いなりに、北朝鮮が主張するNLL内での海軍の軍事行動を国防部に止めさせる可能性もある。
北朝鮮に対して何をされても土下座外交を続ける文在寅氏は、金正恩様の崇拝者であるようだ。

国連演説では「終戦宣言」に導く計画と見られる米国外しの新コロナ東アジア共同防疫構想を打ち上げ、日・中・北朝鮮・韓・モンゴルの５ヶ国での立ち上げを計画しているようだが、見え透いた構想であろうか。