アイコン GPUのエヌビディアNVIDIA DPUの新製品に注目


画像処理半導体(GPU)のエヌビディアが注目されている。
5日開催した開発者向けイベントで、「DPU」と呼ばれるプロセッサーの新製品や今後の開発工程を公表した。
DPUは、ストレージやセキュリティー関連の処理をCPUに代わって引き受けるもので、データセンターなどでのパフォーマンスを最適化することにつながるという。

●CPU(Central Processing Unit/中央演算処理装置)は、汎用コンピューティング、
●GPU(Graphics Processing Unit)は、アクセラレーテッドコンピューティング=特定の計算処理を一般的なCPUからオフロードし高速に実行する処理を行う。人工知能 (AI)、ディープラーニング、およびビッグ データ分析アプリケーションを実現する鍵となっている。
もともと3Dグラフィックスなどの画像描写を行う際に必要となる計算処理を行う半導体チップ(プロセッサー)として開発したが、大量演算処理を得意とし、ディープラーニングの発展に寄与している。
●DPU(Data Processing Units)は、データセンター内でデータを移動させデータ処理を行う。

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エヌビディアは2024年までにデータセンター向け半導体の市場規模が1000億ドルになると予想している。
市場では、エヌビディアのイノベーションのペースは加速しており、半導体チップそのものの開発や半導体を使ったシステムなどの開発を支援する体制で競合の1~2歩先を行っており、AI関連の開発を手がけるプラットフォームになりつつあると見ている。

なお、ソフトバンク-Gは先般、完全子会社の英ARM社(半導体設計会社、知的財産権創出会社でライセンス供与代が収入)をエヌビディアに4.2兆円で売却している。
ほとんどのスマホに搭載されているARM社設計の32ビット組み込みCPU、32ビットCPU市場全体でも75%以上が、同社が設計しライセンス供与を受け生産されたもの。

日本はすべて蚊帳の外。

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[ 2020年10月 7日 ]

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