アイコン ホワイトハウス関連で重鎮や側近10人感染 もはや・・あったか


ホワイトハウスは毎日15分で検査結果が分かる米医薬品大手アボット・ラボラトリーズが開発した感染検査「ID NOW」を早い段階から使用し、これによりトランプ大統領は安心してマスクも付けず、職務を遂行していた。
しかし、簡易検査が陰性になっても、それは検査時の状態をざっくり把握したにすぎず、感染リスクの免罪符にもなりえず、検査直後の感染を防ぐものでもない。さらに新コロナの場合、体内のウイルスが検出可能な量に増える前の数日間でも他人にうつす可能性もある。

大統領選挙も終盤を迎え、ホワイトハウスには地方からの参謀たちも集結、大統領自身も各地へ遊説に出かけ、人との接触機会は増加するばかりとなっていた。当然、側近たちも大統領選に向け人と会う機会は大幅に増えている。
アメリカでは毎日3~5万人の感染者が発生しており、ヒト-ヒト感染ウイルス、人との会う機会、接触機会が増加するほどに感染確率は当然高くなる。その感染確率を低くするためにもマスクをし、距離を取り、その都度消毒が必要となる。それでも完璧ではないが感染リスクを減らせることだけは間違いない。

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ホワイトハウス感染者
1、トランプ大統領
2、メラニア夫人
3、側近で別嬪さんのホープ・ヒックス女史
4、少し年取った女史のマケナニー報道官
5、クリスティー米ニュージャージー州前知事
(28~29日に行われた第1回TV討論対策会議出席/出席者マスクなし)
6、トランプ陣営のステピエン選対本部長、
7、大統領のパーソナルアテンダントのニック・ルナ氏。

9月26日のホワイトハウス屋外のローズガーデンでの最高裁判事候補の指名イベント出席者約150人、ほとんどがマスクを着用せず、感染したリー上院議員は多くの人とハグしていた場面が目撃されている。
当イベント参加者に対して「ID NOW」を行っていたかは不明だが、特別な検査は何も受けなかったとの報道もなされている。
8、コンウェー元大統領顧問、
9、共和党のトーマス・ティリス上院議員(ノースカロライナ州)
10、共和党のマイケル・リー上院議員(ユタ州)

検温検査は入場時のセンサーでチェックは受けようが、新コロナは発熱症状が出る2日前から感染力があるとされている。

TV討論会を受け、トランプ大統領の新コロナ感染を受けた後の2紙の世論調査では、ともに10ポイント以上バイデンがトランプを引き離している。

今後の選挙の焦点は大統領選挙と同時に行われ下院議員選挙と上院議員の改選
下院議員選挙の選挙結果が、前回同様民主党が圧勝できるかどうか、少なくとも過半数を制するかどうかにかかっている。現行は、民主党232人で河畔を制し、共和党は198人、右派のリベタリアン党は1、欠員4、計定員435人。

上院議員は100人の定員のうち1/3が改選、現在、共和党53:民主党系47の勢力で、今回の選挙で共和党は21人が改選される一方、民主党は12人の改選と少なく、民主党に有利に働くが何人上乗せられるかがポイント。結果、民主党が51人以上になれば大勝利となる。

バイデンはオバマ同様中国寄りであるが、民主党の両議会議員たちは、知的財産権問題や人権問題で反中色を強めており、中国もオバマ時代から一帯一路軍事覇権戦略を大幅に強めており、、トランプもバイデンが中国寄りにならないよう、いくつも楔を打っており、中国との安易な貿易戦争の和解はないとものと見られる。


 

[ 2020年10月 6日 ]

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