アイコン 世界で10番目に軍事衛星を持った韓国 使い物にならず


韓国政府は、F35を購入するに当り、ロッキード・マーチン社にいろいろな条件をつけていた。その中に、軍事通信衛星「アナシス2号」をロッキードが韓国政府の要求に基づき開発し、打ち上げ、軌道に乗せるというものだった。
7月21日、「アナシス2号」は、米フロリダ州ケネディ宇宙センターでイーロンマスクの「ファルコン9」で打ち上げられ、その後3万6000キロ上空の静止軌道に入ったことが確認されたという。

韓国軍は、これによりこれまで民・軍兼用型衛星「ムグンファ5号(=アナシス1号)」と比較し、敵の「ジャミング」(電波妨害)攻撃の回避性能が3倍以上強化。データ伝送容量も従来の2倍以上に増え、30余りの各軍武器体系と相互連動して通信システムを構築できるようになった。
「アナシス2号」は、静止軌道から朝鮮半島全地域のどこでも24時間の安定的な通信はもちろん、海外派兵地域を含む遠距離地域の通信システム支援が可能になる。将兵個々人や装甲車など軍用車両に端末さえあれば、いつどこでも衛星通信が可能になり、機動作戦中にも迅速な通信および指揮が行われる見通しだと説明していた。
(海外派兵の軍隊との独自軍事衛星回線での通信は何基も打ち上げ、衛星同士の通信(衛星コンステ)を介して通信できる。静止衛星1期では通信範囲は限られる)

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<ところが軌道上を空回り>
ロッキード社は今年7月、約束どおり、衛星をエアバス社に製造依頼し、打ち上げ、軌道に乗せたものの、衛星の制御機器を韓国側は作っておらず、衛星は軌道上を空回りしているという。

静止衛星は赤道近くを地球の自転速度同じ速度で回っており、静止しているように見える錯覚。
通信波は緯度の関係で大きなパラポナアンテナでも設置しない限り、電波を補足しにくいところが発生し、それを補う制御機能がかかせない。その指示は地上局から行うが、衛星の制御機能を生かすための地上局の制御装置がまだ製作されていないというもの。通信はできようが?安定性がなく、情報通信が命の現在の軍隊にあり、使い物にならない。実際の運用は2~3年先になると見られる。

要求ばかりして、韓国が受け持つ制御する機器は製造しておらず、それもロッキード社は2年遅れで軌道に乗せており、発注段階から制御機器の製造に着手しなかったのか、その杜撰さが韓国防衛事業庁は問われている。
韓国のF35の購入決定は2014年、2017年5月に発足した文政権は積弊清算により前政権のありとあらゆる部門の長や幹部たちを、政権支持派に入れ替えており、担当の韓国軍も防衛事業庁も放ったらかしにしていた可能性が高い。
韓国軍の韓国国防研究院(KIDA)において、事業妥当性審査が進まず、来年度予算にも認められず、衛星は内宙ぶらりん状態が続くという。
韓国の軍事衛星だと自慢ばかりしていたが、実際は、エアバスが製作した韓国製軍通信衛星だった。
F35購入のおまけのエアバス製軍事通信衛星「アナシス2号」
ハッカーが衛星を乗っ取ったらどうなるのだろうか。

最近、韓国は空母建造を計画しているが、F35Aの購入を60機から40機に減らし、減らした20機を空母用にF35Bにすると報道されている。
それでは空軍の防衛計画に支障が出ることから、その穴埋めに開発中のKFXを配備するという。KFXは模型だけ完成しただけ、また飛行も先。兵装や各種レーダーの統合システムの開発となると膨大なコストと時間がかかる。
米軍から許可を取り古い空軍機のシステムを取り付け、完成したと発表するしかない?。
そうしたこともあり、KFX共同開発国のインドネシアf金も払わず逃げにかかっている。

KFXは4.5世代で5世代のF35Aとは比較できないほど差がある。また、KFXはミサイルや爆弾が外部取り付けになっており、ステルス性も比較できないほど悪い。

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[ 2020年10月21日 ]

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