アイコン トランプ大統領絶体絶命 ミシガンとペンシルパニアで法廷闘争


米大統領選が大接戦となる中、共和党候補トランプ大統領の陣営は4日、ペンシルベニア州での票を無効にし、ミシガン州での集計作業をやめさせるよう裁判所へ訴えた。

(日本時間5日15時50分現在)
ロイター、バイデン氏243 対 トランプ氏214
NHK、バイデン氏253人 対 トランプ氏214人

11月4日、米大統領選が大接戦となる中、共和党候補トランプ大統領の陣営は、ペンシルベニア州での票を無効にし、ミシガン州での集計作業をやめさせるよう裁判所へ訴えた。

向こう数日もしくは数週間以内に展開される裁判は以下の通り。

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<ミシガン開票裁判>選挙人16人
トランプ陣営は4日、ミシガン州で開票作業をやめるよう求め訴訟を提起したと発表。
陣営によると、ミシガン州請求裁判所での裁判では各不在者投票集計ボードに選挙管理人が付くまで集計を停止することを求めている。また、陣営からの管理人が到着する前に開かれ数えられた票の見直しも求めている。
CNNによると、ミシガン州は民主党候補のバイデン氏が勝利の見込み。
NHKは開票99%、バイデン氏が2,768,316票で50%、トランプ氏が2,632,711票で48%。・・・15日15時25分現在。

<ペンシルベニア法廷闘争>選挙人20人
共和党陣営は3日、フィラデルフィアに接するモントゴメリー郡の選挙当局者を提訴。早い段階で違法に郵便投票を集計したほか、欠陥のある投票を行った有権者に再投票の機会を与えたとしている。
4日の審理でフィラデルフィアのティモシー・サベージ地裁判事は訴え内容に懐疑的な姿勢を示した。
これとは別に、トランプ陣営は、共和党員が集計作業を監視するのを違法に拒まれたとして、ペンシルベニアでの集計停止を裁判所に求めている。

また、ペンシルベニアの共和党は連邦最高裁に対し、投票日までの消印があり6日までに到着した郵便投票の集計を認めた州最高裁の判断を見直すよう求めている。(州知事は海外軍人票などもあり10日締め切りとしている)
4日にはトランプ陣営が裁判への介入申し立てを行った。
連邦最高裁の複数の判事は先週、投票日前に訴訟の本案に判断を下す時間的余裕はないとしつつ、その後再検討する可能性があると示唆した。
サミュエル・アリト判事は、クラレンス・トーマス判事とニール・ゴーサッチ判事が加わった意見書の中で、ペンシルベニア裁判所の判断は憲法に反した「高い可能性」があると指摘した。
一方、ペンシルベニアの選挙当局者は、投票日よりも後に到着した消印付きの投票用紙を適切に隔離すると述べた。
NHKは89%の開票で、トランプ3,215,983票で51%、バイデン氏は3,051,565票デ48%としている。
ただ、直接投票所段階では15ポイントの差を付けていたトランプ氏は、期日前投票や郵便投票が開くに連れ、バイデン氏に3ポイント差まで詰め寄られている。
・・・
ヤフーニュースではラスベガスのあるネバダ州(選挙人6人)では、バイデン勝利としているが、NHKでは開票率75%、バイデン588,252票で49%、トランプは580,605票で49%と互角の戦いになっている。
ロイターでは開票率86%でNHKの各投票数とまったく同じ数値となっている。

時間が経てば、郵送投票分が開封され、全般的に民主党候補が共和党候補より倍以上有利とされている(=期日前投票や郵便投票は民主党支持者が倍以上多いという世論調査に基づく)。

トランプ氏も大統領選に勝たなければ、タダの人になってしまう。

 

[ 2020年11月 5日 ]

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