アイコン 中国中央テレビ(CCTV)で取り上げられた日本品質の不信感


中国中央テレビ(CCTV)経済チャンネルのアカウントは18日、「地震が日本の自動車業界にもたらした影響が続く中、日本の自動車部品大手が明らかにした検査データの改ざんはまるでもう一つの激震だ」と報じた。
不正は11万件余りで、うち約5000件は自動車メーカーと決めた基準値に達していなかったとし、「不正行為は2001年にさかのぼることができる」とも伝えた。
さらに、「記者が同社に連絡を取ったところ、『関係する部品が及ぶ自動車メーカーの具体的な名前は明かせない』とのことだった」と述べ、中国市場にかかわるかどうかについては「組み立て後の車両が海外市場に輸出されているか、現時点では確認できない」という回答だったと説明した。
以上、

スポンサーリンク

「内部調査の結果、品質不正がありました。すいませんでした」と頭を下げて終わらせた日本の製造業の大企業は何社に上っていのだろうか。

それ以前にもJAS基準違反や建設省の認定基準違反、燃費不正、鉄鋼製品不正、建築基準法違反、・・・・。
東証は上場してしまえば、コンプライアンスに違反しないようにと呼びかけるだけで、発生してもペナルティも与えず、屁のツッパリにもならない。その上場審査基準も実際は企業側に金で雇われた公認会計士が対応した資料だけで判断している。形式だけで審査能力もない。
日本はこのままでは終わってしまう。

いつの間にか企業は株主だけのもの、経営者は利益を出す単なる職責者、経営者は利益追求に専念すればよい、その利益に目がくらみ、コンプライアンスも内部牽制制度も形骸化させて久しい。クローバル化した世界、いずれ、どこの製造企業もエアバック現象を生じさせ、会社そのものが消滅してしまおう。

日本の企業で、世界の市場で戦って利益を出している企業はどれほどあろうか。小泉の聖域なき削減の企業版で正規雇用者を大量リストラ、派遣と入れ替え巨額利益を出し、アベノミクスでは低金利、円安効果で利益を上げているだけ。利益を自らの実力と勘違いしている輩ばかりだ。世界3位以内の自社製品があってこそ初めて実力が評価されよう。

なんでもありの中国の中国中央テレビ(CCTV)に取り上げられるようだったらもうおしまい日本。

 

[ 2021年2月22日 ]

スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧