アイコン 2020年 世界の自動車販売台数ランキング 判明分のみ


トヨタの世界販売台数は前年比▲11.3%減の952万8,438台だった。持分法になったスバルを持分法に基づくカウント入れはしていないようだ。

独フォルクスワーゲン(VW)が発表した世界新車販売台数は前年比▲15.2%減の930万5,400台だった。EVは大幅に販売を増加させている。

ルノー・日産・三菱自野グループは前年比▲23.2%減の7,798,919台だった。EVの先駆者としてその実力をまったく生かしきれないかわいそうなグループ。

GMは2月に発表される。2019年は770万台だった。しかし、かなり落としている。特に中国ではトランプ制裁の反動による米車不買が生じている。米国でも新コロナの影響を受けている。

PSAとFCAの統合会社の統合完了は今年1月16日、統合による新社名「ステランティス」は4位になるとされるが、20年には統合数はカウントされないだろう。プジョー・シトロエン・フィアット・クライスラーなどの統合体、筆頭は伊フィアット。

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ホンダは、販売台数はまだだが、世界生産台数は▲14.9%減の4,398,583台。うち中国では5.0%増の1,644,891台となった。12月までの4ヶ月連続で前年比増になっている。日本で昔のように若い人に売れるかっこいい車両が待ち焦がれて久しい。日本では計に満足しやる気がないのかもしれないが。

トヨタを真似てばかりいる韓国勢、現代と起亜を合わせた世界販売台数は635万801台。

現代自動車は国内6.2%増の78万7854台、海外は▲19.8%減の295万5660台の合計で374万3514台。
現代子会社の起亜は、国内は6.2%増の55万2400台と海外は▲8.7%減の205万4937台で合わせて260万7337台だった。
2014年には両社計で世界販売台数は800万台を突破したが、中国ではTHAAD制裁で打ちのめされたまま立ち上がれず、米国でもリコール問題などから落ち込み、インセンティブ販売を強化して販売しているものの落ち込み続けている。

グレード比較ではすべての領域で安価なため韓国系米人や中南米系米人に購入者が多い特徴がある。EVの世界販売台数を伸ばしているが、世界で16台が燃えたコナEVを全車リコールしている。韓国ではリコールで改修したEVも燃えている。
リコールするだけましだろう。ただ、火災リコールも韓国では当局よりブレーキ問題でリコールするよう指示され、火災問題も含めて改修するというリコールだった。

欧州は国挙げて自動車用電池工場を競って建設している。当然、国家としては国内利益、自動車メーカーは合弁化することでEV電池利益を享受できるメリットがある。LGやSK・サムスンが一時的に天下になっているが、あくまで一時的なものでしかない。VWもノースボルトと合弁でドイツに工場建設中、増設を続けることだろう。

ここでも残念なのは、日産が自社で持つより購入した方が安上がりと中国企業にEV電池生産子会社を売却したこと。ただ、自動車メーカーが自社や合弁会社でEV電池を生産してくることから、EV電池専業メーカーの電池の行き先が近い将来減少し続け、価格競争にもさらされることから案外正解かもしれないが・・・。2025年まで・・・

 

 

 

[ 2021年2月 2日 ]

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