アイコン ルネサス地震停電で半導体工場停止 再開に数ヶ月 自動車用半導体不足に拍車

昨年10月発生した旭化成の半導体工場の火災、車両搭載用の半導体生産がまったくできなくなり、自動車メーカーが競ってほかの自動車生産に必要な半導体を買い増して在庫増をはかったため、世界的な半導体不足に陥っている。

そうしたことに対応するため、ルネサスは自動車用パワー半導体の生産拡大、やつと黒字経営に、しかし、地震という自然災害に再び、翻弄されている。

同社は茨城県ひたちなか市の那珂工場で停電が発生、停電は直ったが、地震により建物や整備・装置に被害がないか確認を急いでいる。
半導体工場は1/1000秒でも停電した場合、半導体を生産するクリーンルームが汚染され、生産途上品をすべて廃棄したうえ、クリーン化するため、工場を再開させるには数ヶ月を要するという。

 

同じく半導体を生産する山形の米沢工場、群馬の高崎工場はいずれも建物に被害がみられず、14日も操業を続けており、フル生産状態、そうした中で那珂工場生産をどこまでカバーできるか心配されている。
また同社は、半導体のサプライチェーンに被害がないかどうかにも調査に入っている。
(これまで赤字経営からどうすることもできなかったろうが、半導体工場を東日本大震災後、地震銀座に化かした地域に、そのまま置いておくことこそが問題ではなかったのだろうか。)

旭化成の半導体工場の火災により、同じ半導体を生産していた独社が、手間がかかりこれまで儲からないことから音響や映像用、ゲーム用の半導体にシフトしていたことから、急激な車載用半導体の不足に陥ったもの。急遽、独社は車載用半導体の生産を増加させているものの、今度はゲーム機用半導体が不足して、PS、Xボックスの生産に支障をきたし、ゲーム機の供給不足も続いている。

そうしたことから、現在、自動車もゲーム機も生産に支障をきたしている。

独半導体企業の生産増に加え、旭化成は一部を台湾勢に外注していたことから、台湾勢も増産に入っている。

しかし、世界の自動車業界では今年上半期まで半導体不足が続くと見ている。

今回のルネサスの操業停止でさらに半導体不足が深刻になる可能性がある。

ダボハゼのサムスンとSKが参入機会を虎視眈々と狙っていることだろう。

[ 2021年2月15日 ]

 

 

 


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