アイコン 再び福岡知事選で激突か 麻生派×二階派の戦い 次期衆院選でも(1)

肺腺がんで入院中の福岡県の小川洋知事(71)が、2021年度県当初予算案が県議会定例会に提案される22日にも辞職願を提出することがわかったと21日報じられている。

何を喋っても大金持ちの嫌らしさ発言ばかりが目立つ麻生氏(財務大臣兼副総理)、最近は新コロナに押され記者も集まらないのか、そうした雑言さえ報道さえされなくなった。NHKがドラマでヨイショしてももう過去、米国被れの人。

一方、二階氏は2016年8月から自民党幹事長として癖ある大鉈を振るい続けている。脚には相当ガタが来ているようだが、中国の習近平主席の出身校である清華大の名誉教授も務める中国派の人。両者のバランスで日本の外交は保たれていると言っても過言ではなかろう。しかし、共に80歳代、日本国の代議士は銀座に耽ることを知っても海外政脈を作らない内弁慶ばかりに至り、代議士としての大義さえもたない連中ばかり。両者は希少価値以上の存在感と存在価値があるのも確かなり。後続者の情けないことこの上なし。憂う。

 

<福岡戦争>
両者の戦いは、故鳩山邦夫氏の弔い合戦の2016年10月の衆院補欠選挙からスタートした。鳩山氏の息子の二郎氏(大川市長)が立候補、しかし、弔い合戦であるにもかかわらず麻生氏らは、当時の県会議長の息子氏(林芳郎氏の秘書暦)を擁立、これに古賀誠氏(自民党元幹事長)まで相乗りし、県議会保守勢では圧倒的に県議会議長の息子氏が優勢だった。
しかし、こうした福岡の保守でも現総務大臣の武田良太衆議(二階派)が鳩山氏支援に回り、中央では二階氏も動いた。
鳩山氏は大票田の久留米市を代表するブリヂストンの血筋、ゴムの町として栄えた久留米市のゴム関連会社(日本ゴム=現アサヒシューズ・月星ゴム=現ムーンスター)は今でも健在、判官贔屓の久留米市民などにより、結果は二郎氏が投票総数の62%を獲得して圧勝した。

選挙戦では、鳩山邦夫氏が無派閥だったこともあり、現菅首相(官房長官時代)が支援、当時人気絶頂だった小池都知事も急遽応援に駆けつけるなどして鳩山氏を支援、鳩山氏の優勢を確固たるものにした。

こうした中、自民県連会長の息子氏を麻生太郎氏は、傘下の議員や市長をフル動員した物量作戦、福岡市長も支援に駆け付け応援演説、しかし、小川洋県知事は保守どうしの戦いでもあり動かなかった。

2019年4月の福岡県知事選、3期目を目指した小川洋現職は、2016年10月の衆議院補欠選挙の恨みから、麻生氏や自民党県連会長らから対抗馬を出され、それも1期目で支援した特許庁長官の先輩でもある麻生渡前知事まで反旗を翻した選挙となった。

麻生氏らは、補欠選挙で県会議長の息子氏の支援に回らなかったとし、小川氏をボロクソ罵しった小川氏にとって3期目の戦いとなった。
それ以前から、政令都市の高島福岡市長(麻生氏と近い)と小川福岡県知事は何にかに付け対立もしていた(福岡空港移設問題、宿泊税問題等々)。

こうした中、元自民党副総裁で福岡政界の重鎮である山崎拓氏が小川氏支援に動き、福岡財界も支援に動き、水面下で二階派も動き、権力を傘にして動く麻生氏らに対して、県民の判官贔屓意識も炸裂、結果、投票総数の73%を獲得した小川氏が圧勝した。

小川氏は人畜無害の人、
その人が、政府の今年1月の新コロナ緊急事態宣言で、福岡県が追加認定され、「宣言要請もしていないのに宣言を出された」と、非常に珍しく顔を赤らめて怒りまくった記者会見、その裏にはガンがあり精神的にも追い詰められていたようだ。

今回の辞職願を受け、麻生氏×二階氏の戦いが再び福岡県知事選で実演されることになる。
しかし、2019年4月の県知事選で麻生氏らが擁立した武内和久氏(元厚生労働省福祉人材確保対策室長)は、麻生氏や福岡市長の支援がありながら19%の34万5千票しか獲得しておらず(2019年4月の福岡県知事選、有権者数418万人、投票率42.7%)、再度立候補するならば麻生氏のカラーを捨てる必要があろうか。その前に福岡七社会の信任の根回しが必要だろうが、ただ前回麻生氏に染まりすぎている。

<ダークホース>
藏内勇夫自由民主党県議団会長(67歳/ヨットマン)、
小川氏は麻生渡県知事の後継者として2011年4月の福岡県知事選に立候補し当選したが、この選挙では、事前に福岡県議会の自民党から推挙され、藏内勇夫氏が立候補を表明し、古賀誠元自民党幹事長らも支援していた。これに対し、当時の麻生渡県知事、麻生太郎元首相や福岡財界が猛反発して、藏内降ろしが始まり、結果、藏内氏は立候補を断念した経緯がある。

加計学園問題では、2013年から日本獣医師会会長も務めておりキーパーソンだったが、・・の将来のこともあり、あまりを語らなかった。語らなかったことで自らの商品価値は大いに高まっただろうが・・・。その商品価値を支える安倍前首相の商品価値は限りなくなっている。また、焦り麻生氏と組んだことも世間の目が離れる原因ともなっているようだが・・・。
自民党福岡県連会長・・・2015年6月~2019年5月辞任(県知事選の混乱を受け)
2016年10月、藏内氏の息子氏が故鳩山邦夫氏の補欠選挙で立候補したものの、前述のとおり大敗していた。

次に来る衆議院選挙での両者の戦い・・・・

[ 2021年2月22日 ]

 

 

 


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