アイコン テスラ自動車 中国で失速か 火災・異常加速・・・モデルS前月比▲43%減

米テスラモータースは昨年中国で12万台販売し、世界中をあっといわせ、株価を暴騰させた。
しかし、いろいろな問題が浮上して販売台数が急失速してきている。
テスラの1月の販売台数は15,484台で前年同月比では増加ながら、12月比では▲35%減少している。春節を前にした月としても異常に減少している。

中国の新浪財経は、品質問題の頻発により米電気自動車大手テスラの中国での販売が今年に入って落ち込んでいると報じた。

2019年に中国での生産を開始して以降、中国市場で飛躍的な販売増を記録し、品質問題がたびたび発生する中でも売り上げを伸ばしてきたものの、今年に入ってその勢いに陰りが見えていることが先日発表されたデータで明らかになったと伝えた。

テスラの1月の中国市場納車台数が15,484台となり、昨年1月に比べると増加したものの、対前月比では▲35%の大幅減となっている。特に主力車種のモデル3は対前月比▲42%減を記録しており、「テスラブランドの中国での伸びが鈍化したことは間違いない」としている。

 

その上で、テスラの中国販売が失速した主な理由について、
1、世界的な人気で輸出量増加、
2、新商品であるモデルYの生産能力強化遅れ、
3、世界的な自動車用半導体供給不足、
4、頻発している品質問題
といった要素が挙がっていると説明している。

加速、充電後の車両異常、電池の発火・車両火災といったトラブルが相次いだと伝えた。

さらに、江西省南昌市の市民が先日「モデル3の新車を充電したところ突然電力供給がストップして動かなくなった」と報告したところ、テスラの販売担当者が「国家電力網に過大電流が生じたからだ」と回答したことが大きな問題となり、国家電力網の電力供給会社が過大電流によるトラブルを否定し、テスラ側が謝罪声明を出すに至ったことを紹介している。

また、品質問題が頻発する状況に対し、国家市場監督管理総局など関係当局5部門が8日、テスラの関係者を呼び出して「説教」を行い、テスラがその後「政府当局の指導を真摯に受け止め、問題発生を反省して、自己検査を全面的に強化する」との声明を発表したことを伝えた。
テスラは、多くの車両の問題点をプログラムを通信により更新して解決しているが、車両によっては更新できておらず、問題の発生を長引かせているという。
車両発火問題は、車両用リチウム二次電池セルのセパレート問題が根本的に解決されておらず、解決されない限り、充電中や衝突などで火災は発生する。
そのうえ、車両用電池の品質問題も加われば、発火リスクをさらに増加させるものとなる。
テスラは特に大出力容量の二次電池を搭載しており、米国ではパナ社電池を使用するものの、中国ではCATLと韓国のLGのバッテリーを使用している。
LGバッテリーは現代自動車の「コナEV」での15台の火災事故・リコール、米GMの{Bolt EV」もリコールしている。GMではこれまでのフル充電をプログラムを変更して90%にして対処しているが、走行距離が短くなり、補償問題に発展する可能性もある。

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[ 2021年2月15日 ]

 

 

 


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