アイコン 太閤園 創価学会の居城に 藤田財閥の藤田伝三郎の本邸


大阪の代表的な結婚式場として親しまれた老舗結婚式場「太閤園」(大阪城界隈)の土地と建物を創価学会が取得したことが2日、明らかになった。

ホテル運営の藤田観光の所有で、新型コロナウイルス禍による業績悪化から売却すると今年2月に発表していたが、譲渡先は非公開としていた。

創価学会は「仲介業者の紹介があり、取得に至った。今後についてはいずれ発表する」とコメントした。

大阪城北側にある太閤園は1959年、明治期に活躍した実業家で「関西経済界の雄」と呼ばれた藤田伝三郎氏の邸宅跡に開業した。敷地面積は約2万5千平方メートル。6月まで営業を続ける。

藤田伝三郎:
藤田財閥の創始者、長州藩萩出身の元奇兵隊員(高杉晋作に師事)。明治時代になると建設、土木、鉱山、電鉄、電力開発、金融、紡績、新聞などの経営を手がけ、今日の多くの名門企業の前身を築いた。
また有能な経営者を多数育て、美術品の収集家、慈善事業家、数寄者としても名高い。
藤田組(現・DOWAホールディングス)の創始者。太湖汽船(現・琵琶湖汽船の前身)、大阪紡績(現・東洋紡の前身)、阪堺鉄道(現・南海電鉄の前身)、日本土木会社(現・大成建設の前身)、山陽鉄道(現・JR山陽本線の前身)、「大阪日報」を「大阪毎日新聞」(現・毎日新聞社の前身)として再興、北浜銀行(旧三和銀行の前身、現・三菱UFJ銀行の前身)、宇治川電気(現・関西電力の前身)などを設立した。

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藤田伝三郎は、茶道家、美術品コレクターとしても知られ、旧居宅の網島御殿は藤田美術館(大阪市都島区網島町10-32)としてコレクションが公開されているが現在長期リニューアル中。

藤田観光
藤田財閥の同和鉱業から分離されたのが藤田観光、
藤田伝三郎の大阪本邸を太閤園に、
長男の平太郎が購入した東京別邸を椿山荘に、
箱根別邸を箱根小涌園に、
京都別邸をホテルフジタ京都に
それぞれ衣替えし、藤田観光が経営している。

しかし、今般の新コロナにより業績悪化により太閤園を創価学会に売却した。
創価学会は大阪総本山別邸に衣替えするのだろうか。
宗教法人が宗教活動に使えば超一等地でも固定資産税はただ同然。宗教法人に対して富裕税が必要ではないだろうか。

 

  <太閤園>

[ 2021年4月 5日 ]

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