アイコン インドネシア独製潜水艦 行方不明 53人搭乗


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インドネシア海軍の潜水艦が21日午前3時ころ、同国バリ島北方沖約95キロ(約60マイル)の海域で連絡が途絶えたと発表した。
53人が艦内におり、海軍が周辺で捜索活動を続けている。

(バリ島は首都ジャカルタのあるジャワ島の東に位置する)

同潜水艦は現場海域で22日からの魚雷発射演習の準備にあたっていたという。

行方不明になった潜水艦は、ドイツ製「KRIナンガラ402」で、インドネシア海軍が1981年に調達した。

推進システム は、シーメンスの低速ディーゼル電気モーターを使用している。

インドネシアは潜水艦救難船を保有するシンガポールとオーストラリアに支援を求めている。

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潜水艦ナンガラ 402

チャクラ級潜水艦

種別

通常動力型潜水艦

建造所

ドイツ IKL社(設計)

ドイツ HDW社(建造)

運用者

インドネシア海軍

建造期間

1977 - 1980

就役期間

1981 - 現在

建造数等

2

チャクラ(401 Cakra)

ナンガラ(402 Nangara)

概要・スペック

排水量

1,285 t (水上)

1,390 t (水中)

長さ

59.5 m

6.2 m

吃水

5.4 m

推進器

ディーゼル・エレクトリック方式; 4,600馬力; 1軸推進

MTU製 ディーゼルエンジン×4

独シーメンス製 電動機×1

120 セル蓄電池× 4

速力

11 kt (浮上時)

22 kt (潜航時)

航続距離

8,200海里 (11 kt, 浮上時)

400海里 (4 kt, 潜航時)

16海里 (21.5 kt, 潜航時)

航海日数

50

潜航深度

240 m (実用潜航深度)

乗員

34 (うち士官6)

兵装

533mm 魚雷発射管×8

SUT mod.0 魚雷×14基)

C4ISTAR

タレス SINBADS 水中攻撃指揮装置

ソナー

STN アトラス CSU-3-2 統合ソナー (パッシブおよび脅威受信)

 

[ 2021年4月22日 ]

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