アイコン 韓国 保険金詐欺事件日本の百倍 約10万人摘発・877億円の被害


韓国の金融監督院が4月27日発表した「2020年保険詐欺摘発現況」によると、2020年の保険詐欺摘発金額は前年比2.0%増の8,986億ウォン(約877億円)、摘発人数は6.8%増の9万8,826人でいずれも過去最高を更新した。
また、故意の事故や交通事故での誇張請求で摘発された人数は30.6%増の10万225人、摘発金額は25.8%増の1,385億4,600万ウォンに達したと朝鮮日報が報じている。

過去の記録では2013年に5,190億ウォン、14年に5,997億ウォン、15年は6,549億ウォン、2016年には刑法が改正され、10年以下の懲役または2000万ウォン以下の罰金が、同懲役または5000万ウォン以下に引き上げられた。2017年は少し減ったが、その後は増加が続いている。

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韓国での保険金詐欺事件は罰金刑がほとんど、あまりにも多く、日本のように量刑(懲役刑)にした場合、刑務所の収容人数に収まらず、新たにいくつも刑務所が必要となる。保険金詐欺犯罪者にも税金で食わせる必要に迫られることにある。
ほとんどの保険金詐欺事件は罰金刑、悪質でも初犯ならば執行猶予がつくのが韓国の法。特に性犯罪でも刑が軽く犯罪を繰り返すことになる。保険金詐欺でも同じだろう。

日本に比較するオープン資料がないが、警察白書の平成20年度の交通事故保険金詐欺事件では検挙件数232件、検挙人員573人、被害総額は589万53百円となっている。平成16年~20年まで4~500人台の検挙人数となっている。現在でもほかを入れても保険金詐欺事件の検挙人数は1000人未満だろう。
令和2年の日本の総刑法犯罪者検挙数は19万2千人となっている。


 

[ 2021年4月28日 ]

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