アイコン AI特許件数 10ヶ国比較 圧倒的NO.1国は・・・、日本は


データベース分析会社のクラリベイトらは5月25日、2010年代における主要10ヶ国のAI技術の革新成果を比較分析した報告書『グローバルAI革新競争:現在と未来』を発表した。

2010~2019年の世界のAI特許(発明)の件数と内容を分析した同報告書によれば、同期間中に全世界で出願されたAI技術特許は14万7千件で、年平均31%増加している。
そのうち上位10ヶ国の特許件数は13万6千件で、全体の92%に達している。このことからも10ヶ国が全世界のAI技術を主導しているということになる。

上位10ヶ国の特許件数でも、中国が9万1236件で、全体の62%を占め圧倒している。2030年にAI最強国になることを目標としている中国政府の大々的な物的・人的資源を投入している。2015年ころには全国各地にAI専門校を創設させ、技術開発者の育成に努めている。
第2位の米国は2万4708件で17%だった。

両国と大きな差をつけられ、日本が3位の6754件、韓国が4位で6317件だった。5位以下は、ドイツ、台湾、イギリス、カナダ、フランス、インドの順で2280~529件だった。

ただ、AIの特許件数は質的な面から見る必要があり、「特許引用指数(CPI=combined patent impact)」では、米国が43%で世界最高だった。それほど米国のAI特許内容の影響力は大きいということを物語っている。

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報告書では、「最終的には、グローバル市場での技術競争力は、技術革新の規模の競争ではなく、質的にいかに優秀な技術力を確保するのかにより左右される」とし、「今は、量的な成長より、優れたな技術力を基盤とする質的な成長につなげられる戦略を確立しなければならない時」だと強調している。
以上、

中国や韓国はより多くの特許を取得し、来る特許紛争による相殺に利用することも年頭に特許を取得しているものと見られる。それはスマホの開発でも明らかになっている。
AI特許による開発は、明日の飯の種になる。デジタル後進国の日本は、新コロナ事態で、グーグルらが提供したソフトを、国内用に転換することさえできず、それも開発したとして納品、不具合の検証もせず納品、そんな不具合事態がなんと半年も続くというすばらしい後進国でもある。ワクチンの接種システムも全国で統一したものはなく、自治体によりバラバラに制作され、ワクチンの管理保管配送と市民の接種管理が行われている。当然、不都合の雨あられとなっている。
今からでも複雑ではない全国統一のシステムを構築しなければ、日に100万回接種は最大瞬間風速はあっても実現不可能だろう。

デジタル化が進めば自ずとAI的な発想により特許は開発され、明日の飯の種にもなる。まずは官庁からFAXを廃棄・一掃することからはじめよう。
官邸ご用達のわけのわからないソフト会社への発注ばかり、それでは責任も有耶無耶になる。今後は大手のシステム構築会社に発注すべきではなかろうか。プレハブ小屋の会社になんとかマスクを発注する官邸でもありもう新コロナ事態下では救われないかも。

[ 2021年5月26日 ]

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