アイコン ソニー PS5 今年度、過去最高の累計2260万台突破を計画 中国滑り出し好調


ソニーグループは27日のオンライン説明会で、2022年度のプレイステーション(PS)5の販売台数目標を、過去最多の2260万台超にすると明らかにした。

販売台数2260万台は1998年度に初代PSが樹立した記録。PS2以降はそれを上回ることができなかったが、今回は「巣ごもり需要や新タイトルの導入などで、強い需要を集めている」という。

今月15日から発売開始した中国でも、出足は「非常に素晴らしい」としている。
以上、リリースより

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中国での販売はいろいろ規制が厳しく、PS5用ソフトも中国当局が認可したものしか販売できない。それでいて中国のソフト会社には甘い。

歴史物以外、戦闘シーン、殺戮場面の多いソフトは、中国政府が自らに襲ってくる可能性から怖がって禁止にしている。そのため、販売ソフトは限られる(裏では海賊版が横行することになる)。意外と強制収用所などを取り扱ったゲームソフトは認可される可能性もある。

ソニーの2021年3月期のゲーム&ネットワーク事業の売上高は、前期比34%増の2兆6,563億円。この大幅な増収は、主にアドオンコンテンツを含むゲームソフトウェア販売の増加及びプレイステーション®5発売にともなうハードウェア売上の増加によるもの。同部門の営業利益も前期より1,038億円増の3,422億円だった。

PS5については、年初の半導体不足により販売台数の制約を受けていた。

旭化成半導体と共に車載用半導体(音響用とされる)を製造していた独社が数量も少なく儲からないことから、ゲーム器向けを増加させていたところ、昨年10月の旭化成半導体工場が完全焼失したことにより一変、車載用半導体が不足に陥り、さらに自動車メーカーや商社がほかの車載用半導体も含め買占め、一気に半導体不足に陥った。

独社は急遽、車載用を増加させる必要に迫られ、今度はゲーム器向け半導体が不足、PS5やX-BOXの生産に支障をきたした。ただ、ニンテンドーはその半導体を搭載しておらず、生産に支障は生じなかったとされている。


 

[ 2021年5月27日 ]

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