アイコン 任天堂 体験型資料館建設へ 宇治の花札工場跡地に


プレスリリースによれば、任天堂は2日、任天堂宇治小倉工場用地(京都府宇治市小倉町)および建屋を、過去に当社が発売した商品を展⽰する資料館施設として利用することを決定したと発表した。

ものづくりに対する考えを広く理解していただくために、過去に発売した商品を展示する資料館施設の設置を検討していたが、このたび、近鉄小倉駅周辺の活性化を図る宇治市の意向を受け、宇治小倉工場を資料館施設としてリノベーションすることにした。

任天堂宇治小倉工場は、1969年に「宇治工場」として建設され、その後、現在の宇治工場(京都府宇治市槇島町)の建設と増改築に伴い、1988年に「宇治小倉工場」へ改称した。宇治小倉工場では、主にトランプ・花札の製造や、サービスセンターとしてゲーム機の修理業務を行ってきたが、2016年11月にそれらの業務を宇治工場に移管したため、用地および建屋利用を検討してきた。
「任天堂資料館(仮)」は、展示と体験を行う観光施設としての集客を目指し、2023年度(2024年3月期)の完成を予定している。

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任天堂について
京都に本社がある任天堂は、1889年に創業し、1983年にファミリーコンピュータを発売して以来、現在ではNintendo Switchを代表とするゲーム専用機のハードウェアおよびソフトウェアを開発・製造・販売している。
任天堂はこれまで、世界中で7億9000万台以上のハードウェアと、50億本以上のソフトウェアを送り出し、ハード・ソフト一体型の展開を通じて、マリオ、ドンキーコング、ゼルダの伝説、メトロイド、どうぶつの森、ピクミン、スプラトゥーン等を生み出してきた。
任天堂は今後も「独創的な娯楽の創造」を目指して、ゲーム専用機を中心に、モバイルや映画、テーマパーク等を通じて「人々を笑顔にする」ための体験を、世界中へ提供することに挑戦し続けるとしている。

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「任天堂資料館(仮称)」 完成イメージ図


 

[ 2021年6月 3日 ]

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