アイコン 高級ブランドのジェネシスが米国で集団訴訟受ける 現代自動車


韓国のデイリーカー紙は6月24日、韓国・現代自動車が米国で集団訴訟を起こされたと報じている。
記事によると、米フロリダ州のコーウィン法律事務所は、現代自動車の高級ブランド・ジェネシスのGV80について「走行中、振動と共に一方に激しく傾く現象が発生し脅威を感じる」として集団訴訟を起こした。
訴訟代理人のバーバラ・ファインスタイン博士は、メリーランド州(東海岸NY州南に近い州)でGV80を購入し、その2日後にフロリダ州にある自宅に向かって約1170キロほど走行したところで上記の現象が発生。「適正な速度で数時間走行した時点で危険を感じるほど車体が揺れて左側に傾いたので、車道から外れないよう身もだえした」と主張したという。

コーウィン法律事務所側は、「現代自動車は、この現象を認知しており、昨年6月にはGV80のディーゼル車の販売を中止するなど、エンジンの振動による不安定さを解決できていない状態」と説明。現代自動車の行為は「消費者保護法違反」「明示的・黙示的保証違反および不当行為」にあたると主張しているという。
以上、

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米NHTSAが問題車両を調査しない限り、訴訟人は立証できず、原因の有無の究明はできないだろう。裁判所の調査や訴訟人の原因究明には限界がある。

タイガー・ウッズは今年2月23日早朝、大会前の練習に向かうため猛スピードでGV80を運転中、大破する自損の交通事故を起こした。
現代自は大ケガで済んだことは、ジェネシスの安全性が証明されたと、逆転の発想で宣伝しまくり、3月には大量販売に至ったと韓国紙が報じていた。

タイガー・ウッズは、事故について、記憶がないのか当時のことについては何も発言していない。緩やかなカーブが続く場所で、猛スピードで走行していたという対向車の証言により、ハンドル操作を誤ったものと見られている。
車両は中央分離帯を越え、反対側車線も越え、道路5メートル下の木が生い茂る雑草地に転落し木に衝突して止まったとされていた。ブレーキ痕はなかったと警察が発表している。対向車の証言が現場付近だったかどうかは不明。(米国は右側走行、左の中央分離帯を乗り換え反対側の左車線へ・・・・)

現代自動車は、その余勢をかつて欧州へも高級なジェネシスブランドを本格参入させると発表している。

米国では何か問題がある場合、弁護士事務所が訴訟人を成功報酬で集め、相手企業に対して裁判を起こす。訴訟人は金の負担はなく、金になることから、少しでも問題を感じたユーザーは訴訟に参加する。

現代自の米国でのシータ2GDIエンジンの火災問題も、2016年にリコールしていたが、2018年に100台あまりが火災を起こし、米NHTSAは2016年のリコールが適切だったのかも含め調査している。
当問題では集団訴訟も起こされ、NGOから当局へ告発され、当局が動き、原因を判明させ、昨年11月、200億円あまりの制裁金を課した(うち40億円あまりは車両の安全検査をする装置を米国と韓国で各1台購入する命令分)。現代と起亜は昨年10月、469万台の訴訟人と和解し、合計で約3兆4000億ウォン規模(3000億円超)あまりの引当金を積むと発表している。(火災問題は一部裁判で整備不良が問題だとして現代自動車が勝利していたが、当局により覆された)

現代自は火災問題(国内で12台+海外で6台)が生じている「コナEV」を海外では販売好調のため販売を継続しているが、のちのちまたこうした問題が浮上する可能性がある。
問題は、充電満タンではバッテリーが熱暴走しやすくなり、通常、安全マージンのため10%以上あけ、充電満タンは90%あまりに設定されているが、「コナEV」は3%に設定していたという。1充電での走行距離問題があり、走行距離表示と異なることから、訴訟を起こされるリスクがある。
しかし、こうした火災を受け、システムをアップグレードし、90%あまりに充電満タンを設定するリコールを実施している。
しかし、リコール対象車両でないコナEVや、リコールした分でも火災が生じており、いかんともしがたい。

車両デザインはBMWやアウディ、ランボルギーニ(昨年退社)などからデザイナーを引っこ抜き厚遇し、そのため非常に車両は洗練され、内装も先駆的に色々な最新装備を組み入れ充実しており、特にジェネシスは高い評価を受けている。
品質も海外から技術者を引っこ抜き充実させてきたが限りがあり、まだ問題を生じさせている。



 

[ 2021年6月25日 ]

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