アイコン 中国 長江も黄河も流域 大雨が断続的に続く


中国の四川省では10日まで記録的な豪雨となり、省都の成都市を含む7つの市で10万9,900人以上が避難したと中国メディアが報じている。増水した川で洪水も各地発生している。

長江流域では5月から断続的に大雨が降り、7月の降水量は1961年以来最多となっている。重慶市は80年に1度の集中豪雨に見舞われ、三峡ダムは建設以来の最高水位を記録している。チベットから四川省(省都は成都市)、その東方に重慶市、東側の湖北省に隣接して三峡ダムがあり、湖北省の武漢へ流れる長江の上流域は雨雲が発生し続けている。

最近の衛星画像を見ていると山西省(北京の西側)あたりでも雨雲が、何回も同地域で急速に発生している。雨雲は渤海あたりで消えるが、中には朝鮮半島へ流れ込んでいる。北京はどしゃ降りのはすだ。

長江流域や河南省の巨大湖も危ないが、山西省や河北省を流れる黄河や北京の南に流れる海河、北を流れる遼河も危ないのではなかろうか。

北京は渤海の西奥にあり、低気圧が居座っている。上海近くの低気圧に向けて黄海・渤海をとおり暖かい湿った大気が流れ込んでいるものと見られる。

以上、

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中国は儲けた金で軍隊を強化するより、鉄鋼・非鉄金属生産および石油コンビナートの煙突に触媒装置を取り付け、大気汚染を食い止めなければ、いつまでも地球に異常気象をもたらす最大の原因と成り続ける。原因はいまや自動車ではない。北京を取り囲む河北省から煙突工場を移転させたが、それでも北京には聖域の石油コンビナートや重工業の重慶などで発生する汚染大気が流れ込む、習近平氏の鼻毛の長さだけの問題ではない。

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[ 2021年7月12日 ]

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