アイコン ルノーサムスンEV「SM3 ZE.」炎上


15日、韓国全羅北道の高速道路を走っていたルノーサムスン製EV(電気自動車)「SM3 Z.E.」から火が出て車が全焼した。
ドライバーは路肩に駐車した後、家族2人と緊急避難して人命被害はなかった。
炎は20分で消えたが車は全焼した。
公開された映像によると、路肩に止められた当該EVからは黒灰色の煙が噴き出し、その後、真っ赤な炎が車を覆った。
消防当局は「運転席側から何かが焦げる臭いがし始めた」というドライバーの話を基に、詳しい事故原因の調査を進めている。
以上、朝鮮日報参照

韓国は自動車が日本の5倍以上燃える国でもある。2018年夏場、BMWので発生した大量火災事故、当初BMW側(韓国法人)は、韓国の自動車の火災の多さから比べれば、大した問題ではないとタカをくくった発言したものの、その後も火災が続き、大問題となった。

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当該のルノー車がどこのバッテリーを搭載していたのかはまだ報じられていない。
世界では、これまでLGやサムスンのバッテリーを搭載したEVやPHVの火災が多数発生している。
これまでにEV搭載用リチウムイオン電池の安全性は向上したものの根本的な問題は解決されていない。航続距離の長いEVや高出力車では多くのバッテリーを搭載しているだけでリスクもその分高くなる。次世代とされるリチウム硫黄電池でも同じ。

熱暴走を抑えるため充電満タンを90%に設定しても燃えている。

GM車両ボルトEV火災ではLG製バッテリーの稀に見られる製造上の欠陥としてGMがリコール、決算で800億円あまりをリコール費用として引き当て計上している。
現代自のコナEVの火災では、まだ原因究明に至っていない(現代自は空きを3%から10%に拡大したプログラムに変更するリコールにより火災事故は大幅に減ったが、先般はリコールした車両が走行中に火災を発生させていた)。

電池そのものの問題と自動車メーカー側の配線問題が原因になるケースがある。

世界の自動車会社は地球温暖化問題からEVへ急速に舵を切っている。
EV火災で多くの犠牲者が発生しない限り、今の搭載電池での流れは変わらないようだ。
地球温暖化問題は、中国の石炭消費とフロンガス生産を廃止させたら50%は解決できるだろう。地球問題であるにもかかわらず中国を発展途上国扱いし、国際機関が規制を大幅緩和させているところに最大の間違いがある。インドもしかり。

中国は鉄鋼だけでも世界の生産量の6割を生産している。石炭からコークスを生産し、コークスを燃焼させることで溶鉱炉は稼動している。鉄鋼だけではなく、銅やレアメタルの生産も溶鉱炉が必要だ。熱源を大量消費する発電やセメント生産でも多くの石炭が使用されている。それに発泡スチロール生産用のフロンガス生産を大幅に削減させる必要がある。

[ 2021年8月17日 ]

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