アイコン 波物語2021年 今になって約束破りと認可役所カンカン


野外音楽フェスティバル「NAMIMONOGATARI2021」が28日と29日、常滑市の中部空港の空港島内にある県有施設で開催された。

主催者側のHPにあるガイドラインでは、入場時の検温や会場内ではマスク着用が義務づけられていることや、会場内では個人やグループ間で1メートルのソーシャルディスタンスを保つこと、公演中は歓声や声援で大声を出さないことなどが掲げられていた。

しかし、ネット上では、会場に集まった多くの人たちがマスクを外して、歓声をあげてイベントに参加していたとして、批判が殺到してい.る。

これを受けて地元の常滑市は、今回のイベントが、
「緊急事態宣言」の出されている地域の大規模イベントの上限人数の5000人をはるかに超え密集しておいたこと。
酒類の提供が行われていたこと、
多くの観客がマスクをつけていなかったこと
を挙げて、遺憾の意を示すとともに、市の施設を使用させないとする抗議文を主催者に送付する予定。・・・後の祭り。
以上、

スポンサーリンク

緊急事態宣言下に許可する官庁の責任。

認可したからには官庁が責任者を現地に派遣し、状況を見て開催続行かどうか、主催者側と話し合うべきだった。1日目で判断し2日目を中止させることもできたはず。
許可してほったらかし、苦情が殺到して対応する官僚たちのいつものパターン。

5000人はこうした音楽フェスを想定していない。

役人たち自身が「宣言」を共有していないことを物語っている。

ドイツやアメリカの一部州など世界の国が、規制強化時、5人以上の集団形成を禁止していた。新コロナ防疫対策でソーシャルディスタンスが叫ばれたが、日本では政権者から強い要請もなく、率先してなじませなかった。
そうしたことから、宣言下でも5000人以内だったら認可してもいいという中途半端な宣言となっており、街中の人出の多さ以前の役所の問題ではないだろうか。

↓今回の「NAMIMONOGATARI2021」の風景
0830_06.jpg
 

[ 2021年8月30日 ]

スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧