アイコン 原油価格77ドルまで高騰 東証▲700円下げ 2万7千円台


OPEC+の会合で、価格高騰下、生産量を現状維持としたことから原油価格が高騰している。

トランプ大統領だったら、OPECに対して恫喝を入れていただろうが、いつになるかわからないEV、脱石油石炭の妄想にシフトしている老人のバイデンでは何も圧力を加えないだろう。

今回は、中国の電力不足が表面化したことが原油価格上昇の最大要因、相変わらず、中国の政治に翻弄される世界経済でもある。

WTI先物価格は77.72ドル台、北海ブレント原油価格は81.46ドルとなっている。WTI先物価格は8月20日62ドル、9月20日70ドル、10月1日75ドルだった。

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これを受け、東証の日経平均は一時27,460円まで下げ、午後2時15分現在、前日比▲731円安の27,718円台で推移している。

9月14日には、新コロナの感染者の減少とワクチン効果による経済回復を予想して30,670円を付けていたが、その後、中国の不動産危機と電力不足により、日経平均は下げ続け、その余波で原油価格が値上がり、さらに下げている。

為替も111円台と輸出業者は喜んでいようが、円安は輸入価格が高くなるばかり。

米国の原油掘削リグ(原油+シェールオイル)は8月14日、米国の新コロナの再拡大で172本まで減少していたが現在428本まで増加している。

米国のシェールオイルの掘削リグはこれまでに整理淘汰され、現在は最新式で大規模生産の効率リグしか生き残っていない。掘削リグは昨年3月の664本から大きく減少、しかし生産量はリグの減少に比べればそれほど減っていない。ピークは2014年10月の1604本だった。

 


 

[ 2021年10月 5日 ]

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