アイコン 中国政府 石炭隠す無許可貯蔵施設一斉摘発へ 先週高値から▲40%石炭暴落


国家発展改革委員会(発改委)は26日、石炭の主要生産地の山西省、陝西省、内モンゴルには、許可が下りていない石炭貯蔵施設が多数あり、「違法な取引業者が石炭を貯め込むのに都合のいい場所」となり、市場の機能を「著しく阻害」していると指摘。
発改委は、この3地域では調査を加速し、監督を強化するだけでなく、合法的な石炭貯蔵施設に関する報告制度を確立し、無許可の施設を排除する必要があるとの見解を示し、違法な貯蔵施設を利用して価格を吊り上げる行為などを取り締まるべきだとした。

これを受け、中国の一般炭先物は約1ヶ月ぶりの安値に下落した。6営業日続落となっている。

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鄭州商品取引所の一般炭先物は午前の取引で10%急落し、ストップ安。先週付けた最高値から約40%値下がりしている。
中国は世界最大の石炭生産国・消費国。石炭火力発電が国内の発電全体に占める比率は約60%。

市場では、政府の介入により、平均販売価格は、炭鉱会社の失望を招く水準となるリスクがある。政府は、短期的には、冬のピークに向けて石炭生産の拡大を促す政策措置を講じ、その後は需要の鈍化で需給ギャップがさらに縮小し、石炭の来年の平均価格が700元と、今年の912元から大幅に下落すると予想されている。
以上、報道参照

 守銭奴の国、何でもありの国、儲ける手口はいくらでも新開発してくる。こうした大掛かりなものではおまけに地方政府まで加担しているケースもある。

 

[ 2021年10月27日 ]

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