アイコン ソフトバンク 基地局から無線給電 25年に実用化目指す


ソフトバンクは全国にある携帯電話の基地局(SB基地局は約20万ヶ所)を使い、無線で電気を飛ばす給電技術を実用化する。将来はワイヤレスのイヤホンやスマートウオッチなどを電池なしでも使えるようにする。

総務省が近く規制を緩和するのに合わせて実証実験を始め、早ければ2025年に事業化する。無線で電気を送る新たなインフラの登場は多様な機器やサービスの開発につながる。

ワイヤレス給電の実用化に向けた技術開発は、京都大学、金沢工業大学、情報通信研究機構が参加している。

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基地局に直接送電機器を設置し、5Gに使う28GHzの高周波帯域を使って電気を送る仕組み。最初は人体に影響がないよう、まずは小さい1ミリワットの電気を半径10メートルほどの範囲に飛ばし、問題がなければ100メートルの範囲に拡大する。

最終的には、複数のIoTデバイスの同時充電、稼働中のドローンや無人飛行機、宇宙太陽光発電所などでの利用を想定している。

無人飛行機に無線充電できれば問題が生じない限り、成層圏の上空に長期間飛ばしたまま安定した基地局として機能させることができるようになる。(そのときには、原子力通信衛星が宇宙空間に無数に配備され基地局になり、安価に提供されている可能性もある)

ただ、大きな電力となると電磁波問題をクリアする必要が出てくる。

[ 2021年11月 6日 ]

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