スマホ販売シェア アップルがサムスンに迫る
サムスンは米トランプのファーウェイ潰しにシェアを回復させていたが、その効果も一巡し、また新コロナの影響を大きく受けた20年に比し、ライバルたちが販売台数を伸ばす中、サムスンはほぼ現状維持となっている。
サムスンは、以前は30%以上のシェアを有していたが、中国勢の台頭により20%まで落としていた。今では低価格スマホは自社では造れないとして中国企業に開発から製造まで委託しているほど。
中国勢は米国での販売は変わらず不振ながら、欧州での巻き返し、新興国でのシェア拡大から販売台数を伸ばしている。
プレミアム市場は大画面⇒サムスンは折りたたみ式にシフトしているが高すぎて口ほどには伸びていない。
なお、OPPO&VIVOは同根であり、合算すれば今では世界ナンバー1の販売シェアを有している。
ファーウェイが持っていた第2位のシェアは、中国勢とアップルが享受し、サムスンは1年間だけの享受だったようだ。
日本の格安スマホのほとんどは中国勢のスマホ、大画面・高機能のプレミアム市場のイマホでも中国メーカー品は8万円以下で購入でき、2~3割アップルやサムスンのプレミアムスマホより安価に買える。ただ、バックドア問題の有無は注意が必要だろう。
バミューダはスマホ販売を開始から2ヶ月間で中断している。ユーザーはブランドとデザインだけで購入していると何か勘違いしているようだ。普通の機能の小画面スマホ(ディスプレイは大きいほど高額)をプレミアム価格帯で販売するとは・・・。
2021年のスマホ販売 世界販売シェア |
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シェア |
前年比 |
サムスン |
18.9% |
0.9% |
アップル |
17.2% |
25.5% |
小米 |
13.6% |
35.1% |
OPPO |
11.4% |
32.8% |
VIVO |
9.6% |
25.2% |
・カウンターポイントリサーチ |