アイコン 彭帥選手の安否 2月4日からの北京冬季五輪に影響か 開放を


テニスダブルス世界ナンバー1だった中国の彭帥選手、中国の前副首相との不倫関係などを告白したとされる文書がインターネット上で公開され、その後2週間行方不明になっており、安否が懸念されている。

国際的な人権団体は「北京オリンピックに参加する選手やファン、スポンサーなどが声をあげるべきだ」と訴える声明を発表した。
彭帥選手をめぐっては、習近平指導部で党の最高指導部のメンバーだった張高麗前副首相に性的関係を迫られたり、一時は不倫関係にあったりしたことを告白したとされる文書が本人のSNSのアカウントに投稿され、海外メディアは、その後、彭選手の行方が分からなくなったと伝え、安否が懸念されている。

これについて、アメリカに本部がある国際的な人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は18日、声明を発表した。声明では、「中国政府は、問題視する人物の姿を消したり、超法規的な拘束を行ったりするなど、沈黙させるためにはどんなことでもする」と、中国政府の姿勢を厳しく批判している。

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そのうえで「北京冬季オリンピックに参加する選手やファン、スポンサーなどが、彭選手のために声をあげるべきだ」と訴えた。
彭選手をめぐっては、中国の国営メディアが、WTA=女子テニス協会に宛てて本人が記したとする、無事を知らせるメールを公開したが、信ぴょう性を疑う声が相次ぐなど、波紋が広がっている。
以上、

ただでさえ、新疆ウイグル地区と香港の人権弾圧問題を抱え、その情報が世界へ拡散される中、彭帥選手の告白は、政権中枢の問題であり、習政権も頭が痛い問題。
そのため即拘束に動いたものと見られるが、ウェボーでは彭帥選手に関するSNS上の記事は当局によりすべて瞬時に消しこまれており、現在の状況は何もわからない。
中国は独自の民主主義を目指すとしたが、国益優先で人をないがしろにする民主主義など逆立ちしてもなく、その過程、工程にもなく、詭弁に過ぎない。
今回の問題は中南海の方々の下半身問題であり、不正腐敗を強固に取り締まってきた習政権にとって、非常に難しい対応を迫られる。
これが男性の場合は、しばらく泳がせ、女を抱かせ、不倫した、売春したとして検挙、本筋の問題について自らが間違っていたと自己批判させ、それを報道してケリを付ける常套手段があるが、今回はそれができない。

北京冬季五輪の開催(2022年2月4日〜20日)を3ヶ月後に控え、習政権も早期に開放する必要があるのではなかろうか。中国はこのままでは北朝鮮になってしまう。
張高麗元副首相は当時、高麗人参をガブ飲みし、中国最高機関の中央政治局常務委員として頑張っていたようだ。


 

[ 2021年11月19日 ]

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