新作「スパイダーマン」、公開2日間で世界興収10億ドル突破 今年最大ヒット作
スーパーヒーロー映画「スパイダーマン」シリーズの最新作「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の世界興行収入が10億ドル(約1140億円)を突破した。
ディズニー傘下のマーベル・スタジオと共同で製作を手掛けたソニーが26日、世界興収が10億5000万ドルに達し、今年最大のヒット作品になったと発表した。
興収10億ドルを突破した作品は2019年の「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」以来で、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)期間中では初めて。
公開から10億ドルを超えるまでの期間はわずか12日。
2019年公開の「アベンジャーズ/エンドゲーム」が記録した5日間、18年に公開された「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の11日間に次ぐ史上3番目の速さだった。
同作品はすでに、北米で公開初週の興収が2億6000万ドルと、12月公開の作品としては史上1位を記録していた。
米デジタル市場調査会社コムスコアの上級アナリスト、ポール・ダーガラベディアン氏はCNN Businessとのインタビューで、「パンデミック前の時代だったとしても大変素晴らしい成績だ」と指摘。パンデミックで打撃を受けた映画業界にとって、同作品が現在の市場でこれだけの記録を達成した功績は計り知れないと強調した。
以上、CNN参照
巨大マーケットの中国でも興行できるのだろうか。現在の中国の映画興行ベストテンはすべて中国制作ばかりとなっており、これまでになかったこと。共産イデオロギー路線をひた走る習政権当局による文化・映画方針のようだ。
ソニーの株価が上がりそう。