アイコン 5月、主要国の自動車販売台数の下落続く 半導体・サプライチェーン問題


5月の主要国の自動車販売台数は、2桁以上のマイナスとなっている。主な原因は半導体不足およびセットメーカーの生産量にあるが、2月から中国のロックダウンが吉林省、上海と続き、北京でも部分的にロックダウンとなっている。

その影響は、中国の販売だけにとどまらず、中国で生産している車両部品の輸出入が滞り、各国メーカーの生産にも大きな支障をもたらしている。

 

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2500万人都市の上海では、ロックダウンにより5月は1台も売れなかったとの報道もされているが裏は取れていないものの、家から出ることができず、ほとんど売れていないことも事実。
その上海では6月に全面解除されたが、ここにきて再び外食規制が発令された市内の一部地区もある。

総じて、これまで生産が落ち込めば、販売機会を喪失している間に、米国のように金利高により不景気になり、半導体やサプライチェーン問題が解消され生産が回復したとしても売れなくなる危険性すらある。


スクロール→

 

米国

中国

 

22

21

前年比

22

21

前年比

1月

1,002

1,109

-9.6%

2,531

2,503

1.1%

2月

1,058

1,196

-11.5%

1,737

1,455

19.4%

3月

1,249

1,605

-22.2%

2,234

2,526

-11.6%

4月

1,256

1,512

-16.9%

1,181

2,252

-47.6%

5月

1,115

1,586

-29.7%

1,862

2,128

-12.5%

累計

5,680

7,008

-18.9%

9,545

10,864

-12.1%

 

 

日本

ドイツ

 

22

21

前年比

22

21

前年比

1月

329

384

-14.3%

184

169

8.9%

2月

354

432

-18.1%

200

194

3.1%

3月

512

613

-16.5%

241

292

-17.5%

4月

299

349

-14.3%

180

229

-21.4%

5月

261

319

-18.2%

207

230

-10.0%

累計

1,755

2,097

-16.3%

1,012

1,114

-9.2%

・中国は工場出荷台数ベース、輸入車含まず。

 

[ 2022年6月13日 ]

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