アイコン 熊本で震度5弱の地震 6年経過の熊本大地震の余震続く


気象庁によると昨日21時44分ころ熊本市を中心に地震があり、熊本市の東方に隣接する熊本県下益城郡美里町が震度5弱を観測した。
地震規模を示すマグニチュードはM4.7、深度は約10キロ
地震規模はさほどでもないが、深度が浅く直下型地震であり、大きな揺れを観測した。

熊本大地震では、2016年4月14日と16日の2日続けて震度7を観測し、その後震度6強2回、震度6弱を3回観測するなど余震が続き、大地震により圧力がかかっていた断層のズレのバランスが調整されたものの、余震により近隣の断層に歪が生じし続け、さらにその後も中小の余震を発生させ続け、今回の大きな地震を発生させたものと見られる。大地震と深度もほぼ同じ約10キロ前後だった。これまでの度重なる地震で地盤の揺れが大きくなっている可能性もある。

 

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今回の地震の震源周辺には、大地震を発生させた布田川断層帯と日奈久断層帯がある。当断層は大きく見れば関東から近畿・四国を横断する中央構造帯の九州域にあたり、阿蘇山から西方にこうした断層が通っている。
中央構造帯は熊本地方で西方の長崎雲仙に抜ける断層の布田川断層と南西に抜け沖縄トラフ方面(東シナ海側)に至ると推定される日奈久断層に分かれている。沖縄トラフは南西諸島の北側に位置し、南側(太平洋側)には南海トラフ-琉球海溝がある。
巨大地震だった東日本大震災も11年以上経過しているがいまだ余震が続いている。

2016年4月16日の熊本大地震の場所は、北緯32度45.2分 東経130度45.7分、M7.3。西原村と益城町で震度7だった。
4月14日の1回目の大地震は(M6.5/震度7:益城町)より2回目が大きく、日本の地震学会の2回目は1回目より小さいという定説=神話を覆した地震となっていた。


スクロール→

発生時刻

20220626 2144分頃

震源地

熊本県熊本地方

最大震度

震度5

位置

緯度

北緯 32.5

経度

東経 130.7

震源

地震規模

M4.7

深さ

10km

発震機構

東北東-西南西方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型

0627_01.jpg

[ 2022年6月27日 ]

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