ハウステンボス身売り HISが香港会社へ売却か
大手旅行会社のHIS(エイチ・アイ・エス)は、長崎県にあるテーマパーク、「ハウステンボス」の運営会社の株式を香港の投資会社に売却する方向で検討している。
新コロナの影響で業績が悪化するなか財務内容を改善するねらいがあるとみられる。
エイチ・アイ・エスは、ハウステンボスの運営会社の株式の６６％余りを保有する親会社、この株式を香港の投資会社に売却することを検討している。
売却後も、ハウステンボスの営業は投資会社の傘下で続けられる見通し。
エイチ・アイ・エスは、新コロナの影響で主力の海外旅行事業の回復が遅れたことなどから、今年４月までの半年間の決算がこの時期としては過去最大の、２６０億円余りの最終赤字に陥っている。
一方、残りの株式を保有する九州電力や西部ガスなどの地元企業もこの投資会社への売却を検討しているという。
ハウステンボスは、新コロナの影響で落ち込んでいた入場者数が回復傾向にあり、このところ業績が持ち直してきている。
以上、
澤田氏のロマンは、ハウステンボスとモンゴル、新コロナの攻撃を受け、本体に集中するしかない現実に翻弄されている。
まだ、足元はコロナ終息にはほど遠く、ウィズコロナ策のなかで魅力ある感染防止型の旅行プランが必須。また少子高齢化も進んでおり、HIS世代が入った高齢者群の掘り起こしも必要、
魅力ある国内外の旅行プランを以前のように出してもらい、再びハウステンボスを買い取ってもらいたいものだ。
それでなくとも日本の人口減は海外旅行や遊び盛りの人を急減させ続けている。早く回復させ、海外進出も加速させてもらいたいものだ。
スクロール→
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HISの業績推移 |
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/百万円 |
17/10期 |
18/10期 |
19/10期 |
20/10期 |
21/10期 |
|
売上高 |
606,024 |
728,554 |
808,510 |
430,284 |
118,563 |
|
経常利益 |
19,647 |
19,499 |
17,089 |
-31,283 |
-63,299 |
|
株主利益 |
13,259 |
11,067 |
12,249 |
-25,037 |
-50,050 |
|
純資産額 |
111,247 |
115,641 |
123,909 |
98,421 |
64,145 |
|
総資産額 |
422,809 |
516,468 |
577,399 |
414,604 |
411,447 |
|
純資産率 |
26.3% |
22.4% |
21.5% |
23.7% |
15.6% |
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