アイコン 生徒に鎖 宮田道夫総長の「西日本国債教育学印」学校認可取り消し


宮田氏を個人的にも知ってはいるが、やはり日本語学校は儲かる商売、ベンツのスポーツカーをガキのように乗り回し、自慢するおっさんだが、好感も持てる非常に明るい方。
宮田総長自身が中国や東南アジアへ幾度となく足を運び生徒の窓口に太いパイプを作る熱心さは人一倍だった。それが奏功して新コロナ下でも630人の学生を有していた。

今回の問題は宮田氏にとって晴天の霹靂かもしれない。だが、外国人の生徒を預かる身の教育機関の運営者、教育者として現場知らずでは済まされない。
通常では考えられない生徒を鎖で拘束した人材を採用していたことにも問題があったろう。
教育者として脇が年齢とともに甘々になっていたのだろうか。
後継者がいたはずだが・・・。
組織がその歴史により出来上がっている大企業でない限り、現場に常に立ち入りしない経営者は従業員が勝手な判断・かつてな行動により、しばしば大きな問題を発生させる。

記者は過去、宮田氏に対して地方の有名な居酒屋チェーン店の社長を紹介し、日本語学校の生徒が安心してアルバイトできるようにしたことがある。
当時、ほかの日本語学校では、バイト生に対するパワハラ・賃金の未払い問題などが社会問題にもなっており、一方、雇用側ではバイト生の無断欠勤問題、行方不明・逃走問題などもあった。

 

スポンサーリンク

学園側にとっては、生徒が安心で安定したバイト先を確保できること、雇用者側は学園が保証した安心できる外国人の人材を供給してくれるという利害が一致し事業提携した。その後、学園側にとって一つのモデルになったと思われる。
生徒も学校のカリキュラムに沿ってバイトでき、雇用側も日本語学校側が常に必要な人材を供給してくれるウィンウィンの関係を構築。

当時は宮田氏もそれほど生徒に対して愛情も持ち熱心でもあった。
東和大学で有名人だった宮田氏、1992年に日本語学校を開校、順調に生徒数を増加させ、2012年には法人化、2014年4月には日本人と留学生の双方を対象とした専門学校 国際貢献専門大学校を開校している。
宮田氏は当大学校に専念していたのかも知れないが、母体の西日本国際教育学院の教職員に対する指導体制がなっていなかったようだ。
大手教育機関の教職員管理経験者を採用して、教職員の指導などを徹底していなかったことが原因だと見られる。
学校でも企業でも経営者は調子に乗った奢り昂ぶりを自制し、常に基本に忠実になることが求められる。初心忘れるべからず。

今回のベトナム人学生の鎖事件、ベトナムどころか、世界中に配信されたと見られ、日本の恥を晒してしまった。

報道によると、
法務省所管の出入国在留管理庁は9月7日、福岡市南区の日本語学校「西日本国際教育学院」で昨年10月、転校を希望していた20代のベトナム人留学生に対し、男性職員が、ベルトを金属製の鎖や南京錠でつなぎ、数時間拘束したという人権侵害があったとして、西日本国際教育学院」に対し、日本語学校としての認定を取り消した。
学校側は拘束を認めた上で「悪ふざけで悪意はなかった」と説明していた。

入管庁によると抹消は、基準を定めた2016年以降初めて、西日本国際教育学院は5年間新たに留学生を受け入れられなくなった。
西日本国際教育学院の在籍の留学生数は約630人、入管庁は、在籍中の留学生についても転校を促すことにしているという。
以上、

入管当局の逆鱗に触れたようだ。鎖では奴隷時代・問題外。ヤクザさんの事務所にもない鎖は以前から学園にあったのだろうか。
入管当局は学校に対し生徒の転校も促すという逆鱗ぶりだ。当然、問題が多い技能実習生を大幅に増加させるという政府方針もあり、入管当局はピリピリしているものと見られる。

宮田氏は政治家にはそれほど脈はないと思われるが、日本語学校運営しているからにはそれなりのお付き合いはあるだろう。
宮田氏は専門学校の国際貢献専門大学校を開校しており、同校に教職員・生徒ともども転校させることは可能だろうか。

入管当局の怒りを静めるためにはその上のお上の力が必要かもしれない。当然、該当の鎖職員やその上司・取り巻きの職員は懲戒処分により全員解雇したことだろうが・・・。

以前、技能実習生を採用していた企業に勤務していたが、当時、入管当局により実習生の直接のヒアリングがあり、実習生は「時間が空いたときに電話番をしたりしている」と答えたことから、実習生は実習取り消し処分、帰国を命ぜられ、帰国してしまった。実習生は事前に入管のヒアリングを受けることを相談せず、アドバイスもできなかった。実習のカリキュラムを作成したのは当方だったが実習生の担当部署は違ったことから発生した。その間、代議士の先生に相談、その甲斐あって、半年後に再度当該の実習生は日本大使館で入国が認可され、会社の現場に復帰した。

法律は曲げられないが、法規定されていないところでは結構融通が効くものだ。ただし、先生の力あってのもの。

現在の法務大臣は葉梨康弘大臣、茨城3区選出6期、岸田派、
岸田派には熊本4区8期の金子恭之衆議、
福岡7区4期の藤丸敏衆議、
福岡全国4期の松山政司参議らがおり、
福岡県には宏知会関係者では自ら派閥を有する超大物の麻生太郎元首相・現副総裁もいる(麻生家は昔、私学を開校させるなど教育熱心な一面も持つ。現在では専門学校を数多持つ麻生グループ、生徒の能力や評判は高く、就職は引く手数多。実業を承継した麻生太郎氏の実弟の麻生泰氏は、福岡有数のミッションスクールの福岡雙葉学園の理事長でもある。泰氏は九経連の会長でもあった(現在は名誉会長)。事業提携すればさらに面白いのだが・・・。)
愚かな教職員の行為で、学園は最大の危機に陥っている。再建を期待したい。

[ 2022年9月 8日 ]

スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧