ドイツの世界最強戦車「レオパルト」ウクライナへ引き渡し認可か
ドイツのショルツ首相は、ウクライナにドイツ製戦車「レオパルト2」を供与し、ポーランドなど他国からの供給も許可することを決定した。事情に詳しい関係者が24日ロイターに明かしたと報道した。
ドイツには、ロシアの侵攻を受けるウクライナや北大西洋条約機構(NATO)加盟のポーランドやイギリスなどから、ドイツ製戦車「レオパルト2」の供与を許可するよう圧力がかかっているが、ショルツ独首相はこれまでのところ自国やNATO加盟国による供給を許可していない。しかし、米国が米国製 をウクライナに供与すればドイツも認可すると表明している。
それを受けてか、米政府も戦車を供給する意向を固めている。ただ、反対派もおり、調整中だともさている。
春のロシア大攻勢が始まる前にNATO各国は、ロシアとの代理戦争地となっているウクライナに対し大量に装甲車と戦車を供給する意向を示し、実施している。
(残すは核のみだろうか・・・、窮ソ猫を噛む)
独防衛大手・ラインメタル社は、必要ならばウクライナに戦車レオパルト139両を引き渡すことが可能と報道機関に述べている。
同社は今年4~5月までに「レオパルト2A4」29両を引き渡し、年末か来年初めに同じモデルを22両追加供給することが可能で、旧式の「レオパルト1」を88両供給できると述べた。
ポーランドは所有するレオパルド2のうち10台をウクライナに供与する意向を示し、ドイツに承認を求めていた。
ほかのレオパルド戦車を所有する欧州各国もウクライナへの供与を示唆している。
スクロール→
TANK 「レオパルト2」 |
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3.5世代の最強戦車 |
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主契約者 |
クラウス=マッファイ社 |
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副契約者 |
MaK社 |
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滑腔砲 |
ライン・メタル社 |
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量産 |
1979年運用開始 |
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全長 |
10.93m |
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全幅 |
3.74m |
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全高 |
3.03m |
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重量 |
59.7t(A5) |
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装甲 |
複合装甲 |
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懸架方式 |
トーションバー方式 |
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エンジン |
MTU・MB 873ka-501・V型12気筒液冷4ストロークターボチャージドディーゼルエンジン |
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1,500馬力/2,600rpm |
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乗員 |
4名 |
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速度 |
72km/h |
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行動距離 |
500km(整地) |
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兵装 |
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主砲 |
A0-5:44口径120mm滑腔砲 |
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A6-:55口径120mm滑腔砲 |
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副武装 |
MG3A1 7.62mm機関銃(同軸×1、対空×1) |
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・現在2Aシリーズで用途別に各種開発されている |
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↓対戦車ミサイルの直撃でのみ破壊、砲弾では破壊不可能とされる。
日本製の兵器
3原則もABCが撤廃したものの、兵器そのものが高額過ぎてどこの国も買うところがない。
米国から最新兵器を米政府価格で高く売り付けられており、国産兵器も倣って高い。韓国製黒豹の約2倍額。
黒豹問題のトランスミッションやエンジンは今では独社からライセンスを受け、斗山が製造し高性能に復帰している。人件費・労務費も韓国より安くなった今の日本、日本の軍需産業は天下りを大量に抱えすぎているのだろうか。それとも政党裏金寄付金が大量に組み込まれているのだろうか。
スクロール→
各国の3.5世代戦車 |
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ドイツ |
レオパルド2_2A |
各国適用バァージョン |
アメリカ |
M1 エイブラムス |
改良型M1A1・M1A2 |
韓国 |
K2 黒豹 |
ポーランドと950輌契約/83億ウォン |
イギリス |
チャレンジャー2 |
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中国 |
99A式 |
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ロシア |
T-14アルマータ |
←第4世代/T-95 |
日本 |
10式 |
価格が最高価の15億円 |
イスラエル |
メルパカMk4 |
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