アイコン プッチン・プーチン 製鉄所突入中止命令 兵糧攻めに変更


元ネオナチの「アゾフ大隊」(国軍に編入)を中心にウクライナ兵2000人以上が立て篭もり、それに1000人以上の幼児・子供・女性・高齢者の住民たちが避難しているとされるアゾフスターリ製鉄所の地下シェルター。

ロシアのプーチン大統領は21日、ウクライナ南東部マリウポリ(侵攻前の人口43万人/世界最大級の製鉄所がある)での激戦で勝利したとし、同地の「解放」を宣言するとともに、ロシア軍に対し、ウクライナ兵が立てこもるアゾフスターリ製鉄所に突入する計画の中止を命じた。

テレビ放映されたショイグ国防相との会談で、突入中止はロシア兵の命を守ることが目的と説明。「(製鉄所への)突入は不要だ。計画の中止を命じる」とした上で「ハエ1匹も通さないよう一帯を封鎖しろ」と述べた。(すでに製鉄所はロシア軍に周囲を包囲されている。地下シェルターの食料は不足しているとされ、ロシア軍は包囲したまま戦わず、兵糧攻めに転じたものと見られる。これまで、化学兵器や地下貫通型のバンカー爆弾・一帯を爆風で破壊尽くす巨大爆弾の使用が懸念されていた。)

 

スポンサーリンク

ウクライナ兵に対し、敬意を持って扱い、負傷兵には医療を提供するとして投降を呼び掛けた。

国防相は、ロシアが極右民族主義者とみなし壊滅を目指す「アゾフ大隊」の実質的な司令部が置かれているとして、マリウポリはロシアにとって象徴的な重要性を持つと説明。プーチン氏は「マリウポリ解放」のための軍事作戦が成功したとしてショイグ氏を祝福し、ロシア軍は英雄だと述べた。
ロシアは第2次世界大戦の対独戦勝記念日である5月9日にウクライナ侵攻の戦果としてマリウポリの完全制圧を強調するとみられる。

ショイグ氏はマリウポリ攻略作戦で4000人以上のウクライナ兵を殺害し、1478人が投降したと述べた。またロシアはマリウポリから14万2711人の市民を避難させたと主張した。
プーチン氏はロシア軍を支援するための新しい提案を出すようショイグ氏に指示した。
以上、

ウクライナ軍は、欧米から戦車・対戦車携帯型ミサイル・対空迎撃ミサイル・戦闘機・ヘリ・攻撃ドロ-ン等大量に供与されており、これから反撃が始まる。当然、巻き添えになる住民の被害が拡大し続けることになる。うち米軍からだけでも155ミリ曲射砲18門と砲弾4万発、ロシア製ヘリ11機、装甲車200台、攻撃専用自殺ドローン300機など。

ウクライナ東部は遮るものがない平原地帯、戦車戦になると見られている。ロシアの戦車保有数は12000台、ウクライナ軍は2000台、ロシア軍は500台以上素手に破壊されており、どれほど新たに投入するかは別にしても圧倒的にロシアの戦車が多い。そこでウクライナ側は携帯型の対戦車ミサイルで威力を発揮している米ジョベリンなどでロシアの戦車や装甲車を殲滅させるというもの。
ロシア軍支援のヘリや戦闘機は携帯型スティンガーで撃ち落とし、さらに高度な戦闘機に対して対空ミサイルで撃ち落し、ロシア軍を釘付けにし、殲滅させるというもの。

ウクライナ・ゼレンスキー大統領に感銘し感動し、ロシアに恐怖して青空天井に兵器供与を競ってエスカレートさせている欧米各国。
それより、西側は結束してロシアに対して戦闘を終わらせる動きが必要ではないのだろうか。もういいかげんにせんかと。

ウクライナのアゾフスターリ製鉄所はアゾフ海に面しており、製鉄所の地下には元々核シェルターとして地下避難室や通路が張り巡らされているという。
もしもアゾフ海に抜ける地下路があり、1ヶ月後ロシア軍が再突入した際、誰もいなかったということがあるかもしれない。

ただ、黒海と違いアゾフ海そのものをロシア軍は封鎖した状態に置いているものの、地下通路出口に潜水艦の寄航施設があれば実現可能かもしれない。
ソ連時代、ロシアは艦船を製造することできず、ウクライナでほとんどとの戦艦を製造していた。そのため戦艦建造技術のノウハウはウクライナにある。
ウクライナはソ連崩壊で、完成間近じかだった空母を外貨獲得目的だけで中国に売り渡した経緯がある。それほど戦艦造りには精通している。そのために戦前から製鉄所もある。

ウクライナ軍に撃沈されたミサイル駆逐艦「モスクワ」も元々ウクライナで製造され、1982年に竣工したスラヴァ号、その後、名称を「モスクワ」に変更し、黒海艦隊の旗艦となっていた。
同艦は3段階の迎撃システムがあるとされ、ほかの戦艦の迎撃システムを補完する役割も担っていた。しかし、現実には迎撃システムは機能させていなかったのか、機能しなかったのか、ウクライナ軍の国産巡航ミサイル2発であっけなく沈没した。

現在のロシア艦隊は、統合した防御システムはなく、みかけ倒しかもしれない。さらにステルス性を備え、海面すれすれを飛行できる米エアロバイロンメント社製攻撃専用ドローン「スイッチブレード」(飛行距離40キロ/重量55キロ)で、アゾフ海にいるロシア艦隊全艦を沈没させられるかも知れない。
しかし、ロシア軍に被害が拡大すれば、プッチン・プーチンはさらにプッチンしてウクライナ全土にミサイル攻撃を激化させる可能性もあり、危険極まりない地帯が拡大する事態に至ろうか。
ロシア軍は、当初、兵站不足に陥りウクライナ軍反撃を受けた。しかし、侵攻から2ヶ月になろうとしており、不足していたとされる砲弾やミサイルの大増産もなされている段階、このままでは終わりはなく激しくなることだけは疑いようもない。
世界の首長にはこうした人物が多すぎる。年齢に関係なく去勢が必要ではないだろう。

 

[ 2022年4月22日 ]

スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧